海と魚を守る 【漫画でわかる】日本の魚の資源管理 最終回「ルール、どうやって決めてるの?」 2020.3.24 古結 あかね(こげつ あかね) 印刷する One Teamで資源管理航くんが紹介する日本の魚の資源管理もついに最終回です。 今回は、どうやって資源管理のルールを決めているのかについて。 ここでご紹介するのは、漁師が住んでいる地域の目の前の海で漁業をする「沿岸漁業」の資源管理についての事例です。 ルールを決めるときには、漁師だけでなく、地元の行政、県の水産試験場の研究者など、さまざまな立場の人たちが登場します。 実は、このシリーズでご紹介した資源管理の方法以外にも、地域や魚の特性、使う道具によって、漁師たちはさまざまな資源管理の方法を開発しています。 日本の魚の資源管理で大切なことは、ただ捕ることをやめて魚を“保護”するのではなく、人が関わりながら環境と一緒に魚を守る“里海(さとうみ)”の考え方です。 この漫画と航くんがきっかけで、皆さんに少しでも「海」や「漁師」や「漁業」を身近に感じていただけたら幸いです。 そうそう。新米漁師航くんは、立派な漁師を目指して、これからも修行を続けていくようです。 これからも応援をよろしくおねがいします♪ 文:JF全漁連編集部 SDGs資源管理古結 あかね(こげつ あかね)漫画家。埼玉県在住。角川書店(現KADOKAWA)でデビュー。 ラブコメ、ホラー、ファンタジー、歴史ものなど様々なジャンルで執筆。 企業PRや地域観光、学習教材のイラスト等にも活動の幅を広げる。 Sakanadiaでは、難しい漁業のはなしを、楽しくわかりやすく4コマ漫画でお伝えします。このライターの記事をもっと読む 【漫画でわかる】日本の魚の資源管理プロローグ「漁業は自然とのおつきあい」2019.11.14 【漫画でわかる】日本の魚の資源管理 第1話「網目拡大」2019.11.14 【漫画でわかる】日本の魚の資源管理 第2話「再放流」「サイズ制限」2019.11.26 【漫画でわかる】日本の魚の資源管理 第3話「藻場の回復」2019.12.11 【漫画でわかる】日本の魚の資源管理 第4話「あえての非効率」2019.12.24 【漫画でわかる】日本の魚の資源管理 第5話「期間・時間制限」2020.1.17 【漫画でわかる】日本の魚の資源管理 第6話「一日数量制限」2020.1.28 【漫画でわかる】日本の魚の資源管理 第7話「森を守り、魚を守る」2020.2.5 【漫画でわかる】日本の魚の資源管理 第8話「プール制」2020.2.21 【漫画でわかる】日本の魚の資源管理 第9話「禁漁区」2020.3.10 【漫画でわかる】日本の魚の資源管理 最終回「ルール、どうやって決めてるの?」2020.3.24
漁師がつくった"気候変動・災害マップ"若手漁師が中心になって、さまざまな活動を行う「漁協青年部」(以下、JF青年部)は、全国各地の漁協(JF)にあります。 今回は、JF青年部の全国連であるJF全国漁青連(じぇいえふぜんこくぎょせいれん)が2020.4.8海と魚を守るJF全漁連編集部
水産業の多面的機能とは?水産業の「多面的機能(ためんてききのう)」とは、「美味しく新鮮な魚を安定的に皆さんに提供する」以外の「水産業がもたらす良い影響」のこと。 たとえば、漁師が毎日海に出ていくことで、海で密漁をする不審船を2021.4.6SDGsと漁業海と魚を守るJF全漁連編集部