壱岐の海の幸と麦焼酎 文&写真:吉村喜彦玄界灘に浮かぶ壱岐島(いきのしま)は博多から70キロ。 ジェットフォイルで約1時間の距離。 博多港を出た高速船は日本の歴史をさかのぼるかのように、 右手に志賀島、左手に玄界島を見ながら、北西に進路をと2024.9.12ニッポンさかな酒吉村 喜彦(よしむら のぶひこ)
「グルクマくん」と「山原くいな」 文&写真:吉村喜彦沖縄のコザに住む先輩から、 「このまえ山原(やんばる)に遊びに行ったからよ-」 とお土産をもらった。 山原というのは、沖縄本島北部、みどりの森の土地である。2024.8.8ニッポンさかな酒吉村 喜彦(よしむら のぶひこ)
若鮎に近江の酒「喜楽長」 文&写真:吉村喜彦梅雨どきになると、京都に行きたくなる。 しっとりと雨に濡れるみどりのなかを、東山に沿って歩くのがいい。2024.7.18ニッポンさかな酒吉村 喜彦(よしむら のぶひこ)
『ニッポンさかな酒』の著者・吉村喜彦さんの新刊『江戸酒おとこ 小次郎酒造録』、7月10日発売本会WEBメディア「Sakanadia」で好評連載中の『ニッポンさかな酒』の著者・吉村喜彦さんによる新刊『江戸酒おとこ 小次郎酒造録』(PHP文芸文庫)が7月10日に発売されます。 本書は、江戸の酒蔵2024.7.9お知らせJF全漁連編集部
ヴェネツィアのイカ墨&プロセッコ 文&写真:吉村喜彦アドリア海に面したヴェネツィアは、 イカ墨パスタ発祥の地といわれている。 店によってそれぞれ味が違っていて、食べ比べてみるのも面白い。2024.4.4ニッポンさかな酒吉村 喜彦(よしむら のぶひこ)
ナガラミと初亀(はつかめ) 文&写真:吉村喜彦 過日、あかるい風光をもとめて、静岡に旅をした。 長い海岸線をもつ、おだやかな土地には、 気楽に入れる美味しい居酒屋がたくさんある。2024.3.7ニッポンさかな酒吉村 喜彦(よしむら のぶひこ)
ギネスとフィッシュ&チップス 文&写真:吉村喜彦アイルランドのギネス・ビールが好きだ。 あの真っ黒な液体を見るだけで、飲みたくなる。 ギネスは、1759年ダブリンの醸造所で誕生した。 日本でいえば、寛政の改革で有名な松平定信が生まれた年である。2024.1.25ニッポンさかな酒吉村 喜彦(よしむら のぶひこ)
江戸っ子大好き、ねぎま鍋 文&写真:吉村喜彦先日、久しぶりに「ねぎま鍋」を食べた。 「ねぎま」とは「ねぎ」と「まぐろ」を調理した江戸発祥の食べもの。 江戸時代はもっぱら庶民の味で、当時のちゃんとした料理書にはこの料理の名前は見あたらないそうだが2023.11.30ニッポンさかな酒吉村 喜彦(よしむら のぶひこ)
秋刀魚、苦いか塩っぱいか 文&写真:吉村喜彦「秋にとれる刀のような形をした魚」から秋刀魚という表記は生まれたようだ。 しかし、夏目漱石はサンマのことを「三馬」と書いている。 秋刀魚と書かれ始めたのは、大正時代からではないかというのが定説だ。2023.10.26ニッポンさかな酒吉村 喜彦(よしむら のぶひこ)