吉村 喜彦(よしむら のぶひこ)

  • 1954年大阪生まれ。京都大学教育学部卒業。サントリー宣伝部勤務を経て作家に。
    著書に、小説『バー堂島』『バー・リバーサイド』『二子玉川物語』『酒の神さま』(ハルキ文庫)
    『ビア・ボーイ』『こぼん』(新潮社、PHP文芸文庫)『ウイスキー・ボーイ』(PHP文芸文庫)
    ノンフィクションでは、『漁師になろうよ』『リキュール&スピリッツ通の本』(ともに小学館)
    『マスター。ウイスキーください〜日本列島バーの旅』(コモンズ)『オキナワ海人日和』(三省堂)
    『食べる、飲む、聞く 〜沖縄・美味の島』(光文社新書)『ヤポネシアちゃんぷるー』(アスペクト)など多数。
    NHK-FMの人気番組「音楽遊覧飛行〜食と音楽でめぐる地球の旅」の構成・選曲・DJを長年つとめた。
    現在、月刊「地域人」で全国の漁師を取材する「港町ブルース」を連載中。

「四倉ホッキ貝と磐城壽」                 文&写真:吉村喜彦、写真:いわき市漁業協同組合(一部提供)   

 福島県いわき市は、ホッキ貝の名産地だと最近知った。  太平洋に面した四倉(よつくら)漁港で揚がるホッキ貝は絶品なのだという。  四倉では戦前から戦後にかけてホッキ貝漁が盛んにおこなわれていたそうだが

吉村 喜彦(よしむら のぶひこ)