JFレポート ノルウェーの視察団がJF銚子市を見学 日本の漁業関係者らと意見交換 2026.6.10 JF全漁連編集部 印刷する 6月1日、ノルウェーの水産関係者らが千葉県の銚子市漁業協同組合(JF銚子市、坂本雅信組合長)を訪問し、同JF内の卸売市場などの施設を見学したほか、出迎えた日本の漁業関係者らと両国の漁業に関する意見交換を行いました。 今回は、その時の模様をレポートします。 * * * JF銚子市を訪問したのは、ノルウェー水産物審議会(NSC)のオーラヴ・ホルスト・ディルネス会長、ノルウェー水産連盟のリーネ・エリングセン会長、在日ノルウェー大使館のヤン・アイリック・ヨンセン水産部次期参事官ら合計12名による視察団。 近年、日本とノルウェーの漁業関係者の交流が活発化し、両国間の漁業現場の視察などが行われており、今回は6月3日開催の「Norway-Japan Seafood Seminer 2026」(主催:ノルウェー水産物審議会)に出席するために来日したタイミングに合わせて、訪問しました。 ノルウェー視察団との集合写真最初に第3卸売市場(No.1)を見学した視察団は、底引き網漁業や釣り漁業などのさまざまな漁法により、多様な魚種が水揚げされることに関心を持ち、さらには電子入札システムの導入により市場業務が効率化していることに関して、深く感銘を受けていました。 第3卸売市場(No.1)の視察の模様続いて、第2卸売市場を訪問し、2025年2月に完成した新施設を見学しました。 岸壁に停泊していた巻き網船「きんせい丸」(金野利勝社長)には実際に乗船し、構造や装備など、日本の漁船の特徴に大変興味を持たれていました。 第2卸売市場近くの岸壁に停泊していた巻き網船「きんせい丸」に乗船した模様その後、第1卸売市場を視察し、終了後には同卸売市場内の研修室で意見交換を実施しました。 冒頭、JF銚子市の坂本組合長(JF全漁連会長)が「昨年8月にノルウェー大使館のご厚意により、大日本水産会とともにノルウェーの漁業の現場を視察させていただいた。我々としても日本の漁業との違いを実感し、非常に刺激を受けた。今回は、私の地元である銚子でおもてなしする番」と挨拶しました。 あいさつする坂本JF銚子市組合長(JF全漁連会長)その後、1時間半にわたり、両国の漁業の現状や課題について、活発な意見交換が行われました。 活発な意見交換が行われた閉会にあたって、大日本水産会の枝元真徹会長が「日本とノルウェーの漁業の違いはあるが、豊かな海、外国と対峙するといった共通の視点は一緒。今回の交流が両国の緊密な連携を支える架け橋となることを願っている」と述べました。 あいさつする枝元大日本水産会会長最後に、ノルウェー水産連盟のリーネ・エリングセン会長が「本日の視察は大変勉強になり、素晴らしい一日になった。お互いの漁業の発展に向けて、今後も日本と交流を深めて参りたい」とお礼を述べ、視察が終了しました。 お礼を述べるエリングセン ノルウェー水産連盟会長JF全漁連漁協(JF)世界漁業法底引き網JF全漁連編集部漁師の団体JF(漁業協同組合)の全国組織として、日本各地のかっこいい漁師、漁村で働く人々、美味しいお魚を皆様にご紹介します。 地域産業としての成功事例や、地域リーダーの言葉から、ビジネスにも役立つ話題も提供します。 SakanadiaFacebookこのライターの記事をもっと読む
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