第23回シーフード料理コンクール最優秀賞作品をメニュー化、農水省「あふ食堂」などで提供

JF全漁連はこのほど、農林水産省内の食堂「あふ食堂」ほか3食堂で、昨年度開催した「第23回シーフード料理コンクール」の農林水産大臣賞(最優秀賞)受賞作品の「カレイとれんこんのチリソース」と「真ダイのクリーム煮 パンDEピカタ」を昼食メニューにアレンジして提供しました。シーフード料理コンクールのメニュー化は、今回が初の試みとなります。

「カレイとれんこんのチリソース」と「真ダイのクリーム煮 パンDEピカタ」の小鉢(写真右から)

初日の11月6日(月)には、「あふ食堂」でメディア向け試食会を開催。三浦秀樹常務は今回のメニュー化について、「魚の消費拡大は、JF全漁連の1丁目1番地の施策。その一環として開催した」と説明し、「今後もシーフード料理コンクールの受賞作品を多くの人に知っていただけるよう取り組んでいきたい」と語りました。
試食会には「カレイとれんこんのチリソース」を考案した山﨑大輝さん(服部栄養専門学校2年)も駆け付け、同料理をPRしました。

試食会に駆け付けた山﨑大輝さん

また、あふ食堂では、「さかなの日」1 周年の強化週間として、「いいさかなの日! ~みんなでうお活しよう~」をテーマに、お客様自身に魚料理をもう1品選んでもらう「うお活」も併せて行われ、ニシンやシイラを使った小鉢料理や、アラ汁などが提供されました。

「あふ食堂」のほか、財務省、法務省、OTEMACHI ONEの食堂でも提供

「あふ食堂」のほかには、財務省「テゾリーナ」、法務省「霞ヶ関一丁目食堂」、OTEMACHI ONE「&BIZ dining」(いずれも食堂)でも2つの受賞作品が提供されました。
このうち、財務省内の「テゾリーナ」と法務省内の「霞ヶ関一丁目食堂」では、11月6日(月)~10日(金)にかけて、「真ダイのクリーム煮 パンDEピカタ」がパスタとセットになったスペシャル定食として、「カレイとれんこんのチリソース」が1日、日替わり定食として提供されました。

財務省内「テゾリーナ」で提供された「真ダイのクリーム煮 パンDEピカタ」のスペシャル定食

OTEMACHI ONE内&BIZ diningでは、「真ダイのクリーム煮 パンDEピカタ」が11月14日(火)と21日(火)に、「カレイとれんこんのチリソース」が11月15日(水)と22日(水)に、それぞれビュッフェ形式の「グラムデリ」のランチメニューとして提供されました。

ビュッフェ形式で提供された「真ダイのクリーム煮 パンDEピカタ」
ビュッフェ形式で提供された「カレイとれんこんのチリソース」

JF全漁連担当者のコメント
「コンクール受賞作品をランチメニューとして、多くの方々に食べてもらうため、各食堂のシェフが手間暇をかけ、若干のアレンジも加えながら実現することができました。レシピ考案者の学生や各食堂のシェフ・スタッフに感謝するとともに、今後もシーフード料理コンクールを通じて国産水産物の消費拡大『うお活』の普及に努めてまいります」

  • JF全漁連編集部

    漁師の団体JF(漁業協同組合)の全国組織として、日本各地のかっこいい漁師、漁村で働く人々、美味しいお魚を皆様にご紹介します。 地域産業としての成功事例や、地域リーダーの言葉から、ビジネスにも役立つ話題も提供します。 SakanadiaFacebook

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