JFレポート 将来の漁協職員が水産庁長官に会ってきた! 2020.12.2 JF全漁連編集部 印刷する 漁協職員を養成する全国漁業協同組合学校(以下、組合学校)の学生たちは、11月27日、水産庁長官の特別講義を受講しました。 組合学校は、漁協職員を養成する学校で、漁協職員として必要なスキルや資格の取得、さまざまな事業を運営するためのノウハウを専門的に勉強できる学校です。 ▼組合学校ってどんなところ? 【第2回募集】JF職員の養成学校「全国漁業協同組合学校」、2021年度の学生募集開始 水産庁山口長官が特別講義11月27日、組合学校の学生8人が東京・霞が関にある水産庁を訪れました。 この日は、水産庁の山口英彰長官が「水産政策の改革について」と題し、特別講義を行ったほか、学生たちの質問に答えました。 山口長官は、日本の漁業の現状を踏まえ、これからの水産業の安定化を図るためには「資源管理」が大切であることを説明しました。 学生たちの疑問&質問山口長官の講義のあとは、学生たちからの質問タイム! 将来の浜を担う学生たちから、鋭い質問が飛び交います。山口長官は学生たちの質問に一つ一つ丁寧に答えました。 学生▶魚離れを食い止めるためにはどうしたらよいでしょうか? 長官▶魚は肉に比べ、フィレにするまでの作業工程が大変であると同時に、処理後のゴミ問題、調理しても臭いが強い等、現代の子育て世代には中々浸透しづらくなっています。 また、金額面でも肉に比べ高く、量も少ないことから、家計への負担がかかりすい。 解消策としては、刺身なら柵状にする等食べやすく加工することや、肉に比べて料理方法が多いことの魅力を伝えていきながら、「金額が高くても良い」、「骨が多少あっても良い」という人を増やすことも必要です。 魚自体を大きくし、加工しやすいようにすることも今後求められてくるかもしれません。 学生▶長官が心掛けていることは何ですか 長官▶時間があれば、浜に行き現場の人からの情報を聞きたいと思っています。今はコロナの影響もありなかなか行けないが、SNSを教えてもらいながら、政策作りの情報を集めているんですよ。 学生たちの質問タイムが終わると、山口長官から学生たちに「漁協へ入ったら何をしたいですか?」と質問が。 学生たちからは、「牡蠣の養殖に力を入れ、より多くの人へ届けるために流通を充実させたい」「人脈作りをしたい」「地元の水産物をもっと多くの人に広め、地域貢献したい」と、次々と頼もしい回答が返ってきました。 水産庁担当班長からもエール山口長官の講義終了後は、漁政部水産経営課の馬場幸男課長補佐から、より実践的な説明がありました。 馬場課長補佐は、学生たちの踏み込んだ質問にも丁寧に回答し、最後には「自分たちの海をこの先も使い続けるためには、何ができるのかを考えることが大切です。全国各地から集まってくる組合学校で学ぶ1年は、貴重な経験であり、卒業後それぞれの浜へ戻った後も大切な人達になりますよ」と、力強いエールを送りました。 水産庁の職員と漁協の職員。立場は違っても、今回のように交流をすることで、浜をよりよくしたいという思いを共有することができます。 今回参加した学生たちは、きっと浜の声をしっかりと行政に伝えられる漁協職員になることでしょう。 ▼組合学校は来年度学生募集中です! 【第2回募集】JF職員の養成学校「全国漁業協同組合学校」、2021年度の学生募集開始 組合学校漁協(JF)研修JF全漁連編集部漁師の団体JF(漁業協同組合)の全国組織として、日本各地のかっこいい漁師、漁村で働く人々、美味しいお魚を皆様にご紹介します。 地域産業としての成功事例や、地域リーダーの言葉から、ビジネスにも役立つ話題も提供します。 SakanadiaFacebookこのライターの記事をもっと読む
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