【兵庫県】世界に広がるカニの資源管理活動「ガザミふやそう会」 2026年度会員募集中

この情報は、兵庫県漁業協同組合連合会(JF兵庫漁連)からの提供です。

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今年も「ガザミ(ワタリガニ)ふやそう会」の会員募集が始まりました。
茹でても蒸しても焼いても美味しいカニ。そして、タラバガニやズワイガニよりも安価で手に入り、旨味豊富で味噌も美味しくいただけるのがガザミです。
ガザミに限らず、近年は海水温の上昇や栄養塩の減少などの影響で漁獲量の激減が報告されていますが、ガザミの漁獲量を増やすための資源保護活動は今から40年ほど前、兵庫県の「ガザミふやそう会」から始まりました。

「ガザミふやそう会」の設立と活動

「ガザミふやそう会」の取り組みは、漁獲された抱卵(卵をお腹に抱いた)ガザミを漁協が買い上げ、「とるな」と書かれたマークを付けて再び海に戻し、無事に産卵を終えるまで保護を行う資源管理活動です。
誰にでも簡単にでき、誰にとってもマークが分かりやすいこのアイデアは会設立の翌年、1987年のJF全漁連主催「第33回全国漁村青壮年夫人活動実績発表大会(全国青年・女性漁業者交流大会の前身)」で見事農林水産大臣賞を受賞しています。この活動を手本にした取り組みは各地で広がり、ガザミの資源管理をテーマにした取り組みは、三重県、愛媛県、福岡県が全国青年・女性漁業者交流大会で各賞を受賞しています。
また、昨年から資源増大のための保護運動に加え、新たな取り組みとして種苗放流を開始しました。

ちなみにこの「とるなマーク」抱卵ガザミは、産卵期間中には脱皮しない性質があるため、産卵を終えたガザミは自ら脱皮をして再び漁獲対象となります。マーカー一本で完結するこの簡便なアイデアは、日本モデルのクラブバンクシステム(Crab Bank:地域密着型のカニの資源管理方式)として、タイをはじめカニが漁獲される東南アジア各地にも広がっています。

とるなマークを付けガザミ。卵を放出した後は脱皮し、マークはなくなります

7月31日まで!2026年度の会員を募集中

そんな「ガザミふやそう会」では、2026年度の会員を絶賛募集中です。
運動の趣旨に賛同していただける人はどなたでも申し込みが可能です。お申込いただいた人には会員の証としてQUOカードが進呈されます。一口1,000円の会費に対して500円分のQUOカードが返礼品となっており、つまるところ実質500円の寄付となりますが、これは1986年の会創立当初の会費と同額です。
活動内容や会員についての詳細はJF兵庫漁連公式WEBサイトをご確認ください。

JF兵庫漁連公式WEBサイト
ガザミふやそう会

第1回全国青年・女性漁業者交流大会
漁業技術部門 農林中央金庫理事長賞 四日市地域漁業協同組合連絡協議会
「伊勢湾のガザミ資源の増大をめざして~7年間の小型・抱卵ガザミ放流かつどうでわかったこと~」

第7回全国青年・女性漁業者交流大会
増・養殖部門 水産庁長官賞 東予市青年漁業者連絡協議会
「ガザミの増殖に取り組んで~資源管理への広がり~」

第12回全国青年・女性漁業者交流大会
資源管理・資源増殖部門 水産庁長官賞 恒見漁業協同組合青壮年部
「安定的なガザミ漁業を目指して―抱卵ガザミ保護活動の取り組み―」

第12回全国青年・女性漁業者交流大会
資源管理・資源増殖部門  桜井漁業青年部会
「ガザミの資源管理について(抱卵ガザミ・小型ガザミ保護への取り組み)」

 

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