富山県の漁師×地元靴下メーカーの共同開発で、靴下ブランド・PESCALLY(ぺスカリー)誕生

この情報は、富山県漁協青年部連合会(JF富山漁青連)所属のシロエビ漁師によるプロジェクト「富山湾しろえび倶楽部」からの提供です。

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地元富山県の靴下メーカー・助野株式会社から、「漁師さん向けの靴下を作りたい」とお声がけいただき、助野株式会社と富山湾しろえび倶楽部で共同開発を進めてきたソックスブランド「PESCALLY(ぺスカリー)」がこのたび完成しました。海に関わりの深いブランドであることから、「海の日」の7月17日(月)にブランドデビューしています。

ブランド名のPESCALLY(ぺスカリー)は、「漁業+味方」をイメージした造語で、「漁師さんを助ける」という意味を込めて名付けられています。

漁師の足元の困りごと「ムレ、ズレ、疲れ」の解消へ

靴下に関して、私たち漁師の悩みといえばやはり「ムレ、ズレ、疲れ」でした。何故ならずっと長靴を履いて、暑いときも寒い季節も、どんなときでも陸でも船の上でもずっと、長靴で過ごすためです。それに加えてカッパを着用して動き回り、靴下がズレても直すことさえままならないのが漁師の仕事です。

共同開発ではそのような、漁師ならではの労働環境や細かな困りごとを伝え、実際に漁や作業の現場を見てもらい、商品の開発が進められました。

試行錯誤の末に、納得できる靴下が完成

商品のサンプルが出来上がると、その試着と改良が重ねられました。そうした試行錯誤の末に、機能的な特徴をもたせた、われわれ漁師も納得できる靴下が完成しました。

上段・下段右:和紙パイルショートソックス1,760円(税込)、下段左・中央:和紙パイル着圧ソックス1,980円(税込)

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