JFレポート 座学だけじゃない、JF全漁連の新人研修。水産加工場でイカをさばき、石油コンビナートで燃油タンクに上り、内容満載! 2024.5.9 JF全漁連編集部 印刷する こんにちは。JF全漁連編集部です。 先日、新たに仲間入りした4人の新入職員について紹介しました。 今回はその続報として、入会後3週間にわたって実施された「新人研修」の様子をお届けします。 入会式の様子と新入職員紹介はこちら ▶JF全漁連にフレッシュな4人が入会しました 基礎を学ぶ座学研修JF全漁連がある東京のオフィスで研修を受ける新入職員最初の2週間は、社会人として、またJF全漁連職員としての“基礎”のインプットがメインとなりました。 一つは、JF全漁連の各部署の業務内容や最新の取り組みに関するインプット。 JF全漁連の業務内容は多岐にわたります。 自分の部署の業務だけでなく、他の部署の業務を知っていることは、これから仕事をしていく中で必要となります。 例えば、出張先で「今度始まる〇〇制度のことなんだけどさ」と他部署管轄の案件に関して質問されることもしばしば。「えっ、何のこと??」ってなってしまうと、困ってしまいます。 相手のためにも自分のためにも、各部署の業務内容を、基礎としてしっかり押さえます。 JF全漁連の活動について詳しく知りたい方はこちら ▶JFにまつわるQ&A「JF全漁連の活動について」 ▶JF全漁連 1Day仕事体験(2023年度)をレポート! ▶【新人デビュー企画】広報の新人がJF全漁連を説明してみた 先輩職員からの説明に耳を傾ける新入職員その他、2~3年目の先輩職員とのワークショップやプロによるビジネスマナー講習、協同組合の理念や歴史などを学びました。 和やかな雰囲気で行われた若手職員とのワークショップの様子2週間の座学研修の1日をご紹介。 <1日の研修スケジュール例> 9:00 ビジネスマナー講習 12:00 (お昼休み) 13:00 「購買事業部」の業務について 14:00 研修レポート(途中経過)作成 15:00 若手職員とのワークショップ 17:00 終業 青森県八戸市で実地研修最後の1週間は、東京のオフィスを離れ青森県八戸市へ移動。 八戸市には、水産加工製品をつくっているぜんぎょれん八戸食品㈱や、漁業用燃油を供給する購買事業部管轄の八戸油槽所があります。現場の一部を、肌で感じてきました。 1.ぜんぎょれん八戸食品㈱での水産加工製品づくり 同社は水産物の冷凍加工、保管、販売などを行っているJF全漁連の子会社です。イカやサバなど、主に国産水産物を使った商品を製造。その商品は全国の生協などで販売されています。石川勝巳社長から、理念や事業内容などについて説明を受けました。 同社の加工場で製造ラインに入り、明るく優しい加工員の皆さんの指導のもと、イカをさばいたり、サバ製品に商品ラベルを貼ったり。どれも初めての体験でしたが、一生懸命手伝いました。 1つの製品づくりに多くの人が携わり、細心の注意を払った品質管理が行われていることも学びました。 2.八戸油槽所の見学 JF全漁連には、漁業用燃油を供給する油槽所が全国に6カ所あり、その内の1つが八戸市にあります。油槽所がもつ漁業用燃油の安定供給機能や、石油コンビナートに位置する八戸油槽所の安全管理体制などについて説明を受け、燃油在庫量の確認の様子や設備の見学を行いました。 油槽所敷地内にある燃油タンクは迫力満点! このタンクのてっぺんまで上ります。 燃油の在庫量確認は、欠かせない油槽所業務の1つです。 初めて見る在庫量確認の様子に興味津々です。 タンクのてっぺんからは八戸市内がきれいに見渡せました。 3.八戸地区共同防災組織防災センターの見学 八戸油槽所は八戸地区石油コンビナートに所在しています。 車で1分の場所に隣接する八戸地区共同防災組織防災センターは、災害などの緊急時に救援活動の拠点となります。その防災センターの職員さんから、同センターの役割や各消防車の能力について説明を受けました。 * * * 現在4人の新入職員は、購買事業部、浜再生推進部、輸出・直販事業部へそれぞれ配属され、先輩職員の指導のもと頑張っています。 各々が掲げている目標の達成に向けて成長し続けましょう! JF全漁連若手研修JF全漁連編集部漁師の団体JF(漁業協同組合)の全国組織として、日本各地のかっこいい漁師、漁村で働く人々、美味しいお魚を皆様にご紹介します。 地域産業としての成功事例や、地域リーダーの言葉から、ビジネスにも役立つ話題も提供します。 SakanadiaFacebookこのライターの記事をもっと読む
地域の特色を活かした取り組みで浜の活性化へ!~2020年度「浜の活力再生プラン 優良事例表彰」受賞地区が決定!~2014年から始まった「浜の活力再生プラン」(浜プラン)。漁業者自らが地域の水産業の活性化を目指し立案する活動計画です。 JF全漁連は、特に優秀な浜プランの取り組みを全国に発信するべく、毎年3月に「浜2021.4.2JFレポートJF全漁連編集部
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大盛況だった「ワクワクEXPO with 第19回食育推進全国大会」in大阪6月1日(土)、2日(日)に大阪南港ATCホールで開催された「ワクワクEXPO with第19回食育推進全国大会」。 3万人もの方々にご来場いただき、大盛況でした!2024.6.19JFレポートJF全漁連編集部
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JF共水連が『命の声』を創刊―災害の経験を未来に伝えるJFグループの共済事業を担う全国共済水産業協同組合連合会(JF共水連)は、JF共済創立70周年を記念し、災害や事故などの体験談を集めた『命の声』を創刊しました。JF関係機関へリーフレットを配布のほかJ2022.4.14JFレポートJF全漁連編集部