JFレポート 令和3年度農山漁村女性活躍表彰、水産業から1人1団体が入賞~未来農業DAYs 2022~ 2022.3.30 JF全漁連編集部 印刷する 本年度の「農山漁村女性活躍表彰」は「未来農業DAYs 2022」のアワード部門として開催されました「農山漁村女性活躍表彰」とは、農山漁村男女共同参画推進協議会が事務局となり、女性が農山漁村でいきいきと活躍できる環境づくりに資することを目的に、女性活躍推進のために優れた活動を行っている個人や団体の方々を表彰しています。 令和3年度(2021年度)の「農山漁村女性活躍表彰※1」は、未来農業DAYs実行委員会が主催する「未来農業DAYs 2022※2」のアワード部門として開催され、「女性地域社会参画部門(個人・組織)」、「女性起業・新規事業開拓部門」、「女性活躍経営体部門」、「若手女性チャレンジ部門」、「地域子育て支援部門」の6部門の優れた取り組みが表彰されました。 ※1 ▶「令和3年度農山漁村女性活躍表彰」 (未来農業DAYsWEBサイト) ※2 未来農業 DAYs 農業の未来を担う若手農業者や女性農業者の優れた取組を表彰、支援するとともに、農業に関心のある方々の革新的なアイディアに対し支援することで、未来農業の中心となる若者・女性の取組等を広く社会に発信することを目的としています。 ▶「未来農業DAYsについて」 (未来農業DAYsWEBサイト) * * * 3月15日にオンライン開催「令和3年度農山漁村女性活躍表彰式」3月15日にオンラインで開催された令和3年度農山漁村女性活躍表彰式。11人7団体に各賞の賞状が授与され、それぞれの取り組み内容が紹介されました。 このうち、水産業では、鹿児島県・屋久島町の川東繭右(まゆう)さんが「水産庁長官賞(若手女性チャレンジ部門)」を、岩手県・洋野町の種市南漁業協同組合(JF種市南) 宿戸女性部が「全国漁業協同組合連合会長賞(女性地域社会参画部門)」を受賞しました。 水産庁の廣野淳研究指導課長から「水産庁長官賞」を授与された川東さんJF全漁連の木山真一漁政部次長から、「全国漁業協同組合連合会長賞」を授与されたJF種市南 宿戸女性部川東繭右さん、「水産庁長官賞(若手女性チャレンジ部門)」を受賞受賞の喜びを語る川東さん「水産庁長官賞(若手女性チャレンジ部門)」を受賞した川東さんは、他業種で働いていましたが、屋久島の魚に魅了され2011年に移住。「お魚マイスターアドバイザー」、「お魚かたりべ」、「鹿児島県指導漁業士」として、魚食普及活動に取り組んでいます。 2018年11月からは、地魚を使ったケータリングや弁当の販売、鮮魚販売仲介業務、魚食普及活動業務を受託する個人事業主として「屋久島いお結び」を開業。小・中学生を対象とした地魚料理教室や、レシピ開発、交流サイト(SNS)の発信など、精力的な取り組みを行っていることが評価されました。 Sakanadia関連記事 川東さんの取り組みのご紹介はこちら ▶「第22回JF全国女性連フレッシュ・ミズ・プログラムをオンライン開催」 JF種市南 宿戸女性部、「全国漁業協同組合連合会長賞(女性地域社会参画部門)」を受賞受賞の喜びを語るJF種市南 宿戸女性部の 高屋敷 恵美子部長「全国漁業協同組合連合会長賞(女性地域社会参画部門)」を受賞したJF種市南 宿戸女性部は、主に中学生を対象に、漁獲から加工、販売までの一連の作業体験を通じ、収入につながる楽しさも知ってもらうなどの活動を行っています。 また、JF種市南では、一家族に複数の人が漁業協同組合(JF)の正組合員資格を持つことを積極的に進めており、2020年度および2021年度には若い女性3人が女性漁業者としてデビュー。女性漁業士も新たに2人誕生し、地区の担い手活動と女性部活動を調和させ、女性漁業者の収入確保と働きやすい環境づくりへの努力をJFと共に取り組んでいることが評価されました。 JF種市南 宿戸女性部の活動はこちら ▶女性部が担う地域ぐるみの水産キャリア教育 (JF全漁連WEBサイトから引用) 受賞後、川東さんとJF種市南 宿戸女性部の高屋敷 恵美子部長はそれぞれコメントを語り、受賞の喜びを参加者や関係者と分かち合いました。 女性JF全漁連SDGs女性活躍女性部JF全漁連編集部漁師の団体JF(漁業協同組合)の全国組織として、日本各地のかっこいい漁師、漁村で働く人々、美味しいお魚を皆様にご紹介します。 地域産業としての成功事例や、地域リーダーの言葉から、ビジネスにも役立つ話題も提供します。 SakanadiaFacebookこのライターの記事をもっと読む
【特集 特別座談会】「SDGsから未来の海を考える」前編1/2この情報は、北海道漁業協同組合連合会(JF北海道ぎょれん)からの提供です。 前後編を、それぞれ2回にわたって公開します。 以下、前編1/2回目をお届けします。 ※前編2/2回目はこちら * * 2022.12.15JFレポート特集全国の漁連・漁協
JF福島漁連が「福島県漁業の今と試食会」開催 「常磐もの」をPRJF福島漁連は11月16日(土)、都内の「築地魚河岸」のイベントスペースで、「のぞいて、食べて、福島県漁業を知ろう 福島県漁業の今と試食会」を開催しました。 15回目となる今回は、福島県産の魚の安全性2024.12.12JFレポートJF全漁連編集部
中止相次ぎレポート記事激減―こんな時は魚を食べて!漁師がつくる漁協(漁業協同組合、愛称はJF“じぇいえふ”といいます)の全国連合会であるJF全漁連は、日本の漁師さんたちの漁業経営をサポートするために、さまざまな活動を行っています。 3月は年度の終わり2020.3.17JFレポートJF全漁連編集部
利用しながら守る、保全のこころ―シンポジウム「里海保全の最前線」レポート―2月8日、東大安田講堂に約550人が詰めかけたシンポジウム「里海保全の最前線」(主催:JF全漁連、全国内水面漁連)。 そこには、全国各地の海辺や川辺で環境保全活動などに取組む漁師や市民のほか、その活動2020.2.21JFレポートJF全漁連編集部
JF全漁連に3人の新しい仲間・新入職員が入会しましたこんにちは、Sakanadia編集部です🐟 桜が満開の4月、JF全漁連にもフレッシュな春の風が届き、3人の素敵な仲間が加わりました。 この記事では新入職員をご紹介します♪ JF全漁連を希望されている方2022.5.26JFレポートJF全漁連編集部
漁師の経営塾、7人の漁師たちの11日間JF全漁連は、漁師専門の経営塾「浜の起業家養成塾」を1月20~31日に開講した。 昨年に続き、第2回になる今回は、異業種との連携などを念頭に、経営や起業化マインドに重点を置いたカリキュラムで実施した。2020.2.5JFレポートJF全漁連編集部