JFレポート 漁村・水産業の期待を背負い、組合学校から4人の学生が卒業 2024.4.19 JF全漁連編集部 印刷する 全国漁業協同組合学校の第84期卒業生3月8日、全国漁業協同組合学校(以下、組合学校)の第84期卒業式が開催され、来賓の坂本雅信JF全漁連会長、塩手宏一 水産庁漁政部水産経営課指導室長、木村直人農林中央金庫JFマリンバンク部長、講師らが見守るなか、4人の学生全員が卒業しました。 1年間の学校生活の思い出を噛みしめ、吉田校長の話に耳を傾ける卒業生千葉県柏市にある組合学校は、「協同組合精神を持った漁協職員を養成すること」を目的とした学校です。 1年間の在学期間中、同期生とともに寮生活を送りながら、協同組合論をはじめ漁協の事業や実務の習得、資格の取得など、JFグループ職員として必要な基礎を不足なく学びます。 また座学にとどまらず、各地の漁協や関係各所での見学研修・実習なども行い、将来の漁協を担う若きリーダーとして幅広いカリキュラムで専門的な知見を体得していきます。 Sakanadia記事での組合学校の23年度活動紹介 ▶これからの漁村を担う4人が入学 全国漁業協同組合学校2023年度 第84期 入学式 ▶JF職員の養成学校「全国漁業協同組合学校」、2024年度の学生募集情報公開! ▶最前線を学ぶ!全国漁業協同組合学校がJF全漁連トップセミナーを開催 告辞を述べる吉田校長吉田博身校長は告辞で「漁協職員は、漁協の実務とともに、漁村地域の幸せのために尽くしてほしい。漁業者と気持ちを通い合わすことのできる、漁村のリーダーを目指してください」と話し、エールを送りました。 答辞を述べる第84期卒業生代表の加藤将宗さん加藤将宗さんは学生を代表し、ワーカーズ・コープや日本生協連での視察・研修、東京海洋大学学園祭での商品販売、仲間との寮生活にも触れ、「直接肌で感じ学べた課外学習では、たくさんの知識を得ることができ、全員で過ごした1年間は私たちにとってかけがえのないものとなった」と振り返りました。その上で、この1年を支えた先生方、関係団体への答辞を述べ、「水産業をより豊かにし、そして明るい未来にできるよう努力し、信頼される漁協・漁連の職員になることを誓います」と締めくくりました。 卒業式では、特に優秀な成績を納めた学生に対して各賞が授与されました。 ≪受賞者≫ 水産庁長官賞:加藤将宗さん(JF網走内定) 全漁連会長賞:服部凌河さん(JF三重漁連内定) 塩手指導室長より水産庁長官賞を授与される加藤将宗さん坂本JF全漁連会長より全漁連会長賞を授与される服部凌河さん本年度は2人がJF漁連の職員に、2人がJF職員に内定し巣立っていきました。 JF職員として漁業の現場で活躍する姿を楽しみにしています。 1年間ともに学び、寮生活を過ごした同期生4人と職員で記念撮影* * * 組合学校について、もっと詳しく知りたい!という方はぜひ、公式ウェブサイトやFacebookもチェックしてみてください。 ▶組合学校公式WEBサイト ▶全国漁業協同組合学校公式Facebook 組合学校JF全漁連若手JF全漁連編集部漁師の団体JF(漁業協同組合)の全国組織として、日本各地のかっこいい漁師、漁村で働く人々、美味しいお魚を皆様にご紹介します。 地域産業としての成功事例や、地域リーダーの言葉から、ビジネスにも役立つ話題も提供します。 SakanadiaFacebookこのライターの記事をもっと読む
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