第10回Fish-1グランプリ開催! 過去最多の7.4万人が来場‼

2013年度から開催している「日本の水産物に光を当てる魚の祭典」である「Fish-1グランプリ」。
記念すべき10回目となる本年度は11月4日(月・振休)、会場をお台場青海地区特設会場(同時開催:魚ジャパンフェスティバル会場内)に移して開催しました。
当日は、秋晴れに恵まれ、会場は旬の魚介料理などを求めた約7万4,000人の来場者で賑わいました。

オープニングセレモニーで主催者挨拶をする坂本雅信JF全漁連会長(写真中央)と来賓の林芳正内閣官房長官
お魚料理を求めて長蛇の列ができました
投票所で投票する来場者

グランプリは「~漁師考案~旨みたっぷりみやぎサーモンと牡蠣のバターピラフ」

Fish-1グランプリでは、漁師自慢の魚≪プライドフィッシュ≫や低・未利用魚をはじめとする国産水産物やその商品を使用した「国産水産物料理コンテスト」が行われました。全国各地の漁師やJFなど40団体の応募の中から書類審査を勝ち抜いた8団体が料理をつくり、来場者と審査員による投票の結果、JFみやぎと戸倉Sea Boysの「~漁師考案~旨みたっぷりみやぎサーモンと牡蠣のバターピラフ」がグランプリに選ばれました。

鈴木憲和農林水産副大臣(写真右)からグランプリのトロフィーを受け取る戸倉Sea Boys
グランプリを受賞したJFみやぎ/戸倉Sea Boysの「~漁師考案~旨みたっぷりみやぎサーモンと牡蠣のバターピラフ」

会場を盛り上げたステージイベント

ステージでは、トークショーなどさまざまな企画が行われました。

ステージを観覧する来場者たち

JF全漁連魚食普及推進委員のさかなクンによるステージでは、さまざまな魚を大きな模造紙に描くクイズ&トークショーが行われました。
解答したお子さんにはステージ上で描かれた魚のイラストが、名前&さかなクンのサイン入りでプレゼントされるという豪華な内容に、会場は大盛り上がりでした。

さかなクンによるクイズ&トークショー

元AKB48で俳優の前田敦子さんとFish-1グランプリ審査委員の馬渕知子医師によるトークショーも行われました。
トークショーでは、「お魚と健康」をテーマに馬渕医師と前田敦子さんが魚食のメリットなどについてトークしました。

馬渕知子医師と前田敦子さんのトークショー

「サザエさん×さかなクン×さかなの日コラボステージ」では、サザエさん一家の「さかなの日」応援団の任命式が執り行われ、森健水産庁長官から任命証が手渡されました。
また、さかなの日キャラクターの名前もさかなクンから発表され、「いいなクン」と命名されました。

森水産庁長官から「さかなの日」応援団に任命されたサザエさん一家
さかなの日キャラクターの名前は「いいなクン」に決定

このほか、「水産海洋高校生による取組発表」や、プライドフィッシュ10周年ステージとして、ビンゴ大会も行われました。

水産海洋高校生による取組発表
プライドフィッシュプロジェクト10周年ステージでのビンゴ大会

ブースでは旬のお魚料理などを販売

会場では、コンテストへの出品料理・商品のほか、JF福島漁連が常磐もののヒラメとメヒカリの唐揚げセットを、三陸わかめ共販推進委員会が「わかめスープ」を、全国の若手漁師たちがホタテ、カキ、ツキヒ貝の「貝の3点盛り」を販売しました。来場者たちは、お目当ての魚料理を求めて、さまざまなブースを巡りました。

JF福島漁連ブース
JF全国漁青連ブース
三陸わかめ共販推進委員会ブース

キッズコーナーでは、貝殻お絵描きや手ごね石けん作りのほか、魚に触ることができる「鮮魚タッチ」を設置し、長蛇の列ができていました。
このほか、JF全漁連が取り組んでいる魚食普及活動を紹介するブースや、「さかなの日」の展示ブースなどが出展されました。

貝殻お絵描きブース
手ごね石けん体験ブース
JF全漁連ブース
会場視察する林官房長官

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▶他各賞の結果速報など、公式情報はこちら
第10回Fish-1グランプリWEBサイト

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  • JF全漁連編集部

    漁師の団体JF(漁業協同組合)の全国組織として、日本各地のかっこいい漁師、漁村で働く人々、美味しいお魚を皆様にご紹介します。 地域産業としての成功事例や、地域リーダーの言葉から、ビジネスにも役立つ話題も提供します。 SakanadiaFacebook

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