JFレポート 漁協職員の養成学校、8人が卒業-2020年度 第81期 全国漁業協同組合学校卒業式 2021.3.18 JF全漁連編集部 印刷する 全国漁業協同組合学校(千葉県柏市)は、漁協の職員を養成する学校。学生たちは1年間で漁業の生産現場を支えるための多くの資格を取得し、知識を習得します。 3月5日(金)、その全国漁業協同組合学校2020年度(第81期)の卒業式が執り行われ、8人の若者が就職先である各地の浜に巣立っていきました。 今年度はコロナ禍の影響で4月から通常通りの授業が開始できなかった組合学校。5月からオンラインで授業を実施。例年、長期休暇中に行う漁協実習は日数を短縮し、見学研修も中止が相次ぎました。そのような状況下でも、学生たちはしっかりと学びを深め、誰一人として体調を崩すことなく、学業に専念してきました。 ▼全国漁業協同組合学校の活動の様子はこちらの記事から 将来は漁協職員!組合学校がJF全漁連でトップセミナー開催 組合学校が現地研修、サバのブランド化など漁協のとりくみを学ぶ 将来の漁協職員が水産庁長官に会ってきた! 臨席したJF全漁連の中平和典専務は、岸宏会長の挨拶を代読し、「浜の構造改革には、経営センスを身に着けた地域リーダーが必要。この一年間で学んだことを貴重な財産として実践し、浜のリーダーになってください」と熱いエールを贈りました。 吉田博身校長は、「皆さんが選んだ職業は、漁業者をあらゆる面からサポートし、そして、人が笑顔で暮らせる豊な漁村をつくっていくというやりがいのある仕事。〝漁村の先達たれ″という本校の創立者たちの言葉を、皆さんへのエールとして贈ります」と激励しました。 学生を代表して謝辞を述べたのは上杉謙太さん(北海道)。コロナ禍の学校生活の苦労と仲間への感謝を述べ「感謝の気持ちを忘れず、〝自主・協同・友愛″の精神を胸に、漁村・水産業の発展に貢献できる人材となることを目指してゆきます」と力強く締めくくりました。 これから地域のリーダーを目指し、漁師と二人三脚で働くことになる卒業式たち。入学当初よりも確実に成長した姿で学び舎を去っていきました。 卒業式では、特に優秀な成績を納めた学生に対して各賞が授与されました。カッコ内は出身先。 ≪受賞者≫水産庁長官賞:矢代健祐さん(銚子市漁協)、全漁連会長賞:松田大輔さん(名護漁協)、漁村教育会長賞石山聡士さん(千葉県) 組合学校JF全漁連編集部漁師の団体JF(漁業協同組合)の全国組織として、日本各地のかっこいい漁師、漁村で働く人々、美味しいお魚を皆様にご紹介します。 地域産業としての成功事例や、地域リーダーの言葉から、ビジネスにも役立つ話題も提供します。 SakanadiaFacebookこのライターの記事をもっと読む
2020年度食料自給率は過去最低水準、新型コロナの影響か?JF全漁連Sakanadia編集部です。 新型コロナウイルスの感染者数は昨年後半に減少したものの、2022年に入ってから急増し、「オミクロン株」の市中感染が各地に広がりを見せています。 そして、新型コ2022.1.26JFレポートJF全漁連編集部
組合学校が現地研修、サバのブランド化など漁協のとりくみを学ぶ漁協(JF)職員を養成する全国漁業協同組合学校(以下、組合学校)が、9月16日~18日、静岡県内の漁業協同組合(JF)などで研修を実施しました。 実習に参加したのは、組合学校2020年度第81期の学生2020.10.9JFレポートJF全漁連編集部
第42回全国海の子絵画展の入賞者発表漁師がつくる漁協(漁業協同組合、愛称はJF“じぇいえふ”といいます)の全国連合会であるJF全漁連は、日本の漁師さんたちの漁業経営をサポートするために、さまざまな活動を行っています。 毎年3月下旬頃には2020.3.30JFレポートJF全漁連編集部
鮭について盛り沢山な1日限りのスペシャルツアーも!JF北海道ぎょれんが「しゃけまるウィーク supported by ぎょれん」開催この情報は、北海道漁業協同組合連合会(JF北海道ぎょれん)からの提供です。 * * * 9月20日(土)から28日(日)までの期間、JF北海道ぎょれんがオフィシャルスポンサーを務める北海道2025.11.10JFレポート全国の漁連・漁協
青森県で「ホタテの日」記念イベントや「ほたて供養祭」が開催この情報は、青森県漁業協同組合連合会(JF青森漁連)の広報紙「あおもり漁連」No176の転載です。 * * * 青森ホタテのPRと消費拡大のため、JF青森漁連とむつ湾漁業振興会では19982023.9.15JFレポート全国の漁連・漁協
第49回「青森の海と川をきれいにする運動」この情報は、青森県漁業協同組合連合会(JF青森漁連)からの提供です。 * * * この運動は、ホタテガイの養殖が盛んになってきた陸奥湾をいつまでもきれいに守っていくために、JF青森漁連とむ2022.5.19JFレポート全国の漁連・漁協