JFレポート JF全漁連、第24回ジャパンインターナショナルシーフードショー出展し海業についてセミナーを実施 2022.9.22 JF全漁連編集部 印刷する 「第24回ジャパンインターナショナルシーフードショー」(主催:一般社団法人大日本水産会)が8月24日~26日の3日間、東京ビッグサイトで開催されました。 2年ぶりの開会式。右から2人目がJF全漁連の坂本会長今回は2年ぶりに開会式を開くなど、コロナ禍の前に近いかたちで開催され、出展企業は昨年の1.5倍の約550社に上り、昨年を大きく上回る1万8,820人が来場しました。万全の新型コロナウイルス感染症対策を講じたうえで、国内外の水産物の注目食材や最新技術が一堂に会し、活気ある商談の場になりました。 開会式では出展者を代表して、JF全漁連の坂本雅信会長が挨拶しました。 出展者代表で挨拶するJF全漁連の坂本会長坂本会長は、「日本の魚は世界に誇る素晴らしい資源であり、今回のシーフードショーの開催により、日本の水産業界全体の需要拡大に向け、さらなる前進が図られることは大変意義深いこと。多くの皆さまの情報交換と商談の機会が創り出され、今後の水産業界の発展ならびに新たなビジネスにつながっていくことを祈念します」と述べました。 * * * JFグループがブース出展、各地の水産物をPRJFグループからは、JFえひめ、JFおおいた、JF山口、JF福岡有明海漁連のほか、各地のJFや水産業再生委員会などが出展しました。 各JFの出店の様子JF全漁連のブースでは、漁業と異業種との連携事例や、生産者と企業をつなぐ「水産マッチングサイト※」について紹介したほか、加工品販路拡大の個別マッチング支援先の加工品の展示・試食などを行いました。 ※水産マッチングサイト Sakanadia関連記事 ▶漁業と企業の事業マッチングサイトOPEN! 各ブースには、水産業関係者や流通業者、小売業者などが訪れ、商品のPRや名刺交換が活発に行われました。 * * * JF全漁連がセミナー「海業の振興による漁村地域の活性化に取組む 和歌山県太地町」を開催8月25日には、JF全漁連が「海業の振興による漁村地域の活性化に取組む 和歌山県太地町」と題したセミナーを開催しました。 全国各地で漁村の活性化に向けた支援を行っている「青空舎」主宰の横川倫子さんを講師に迎え、本年3月末に閣議決定した水産基本計画に新たに盛り込まれた「海業(うみぎょう)※」の必要性や、地元の水産資源の魅力を最大限活用して「海業」に取り組んでいる和歌山県太地町の事例を紹介しました。 ※海業 海や漁村の地域資源の価値や魅力を活用する事業であって、国内外からの多様なニーズに応えることにより、地域のにぎわいや所得と雇用を生み出すことが期待されるもの。 漁業者や加工業者、JF、行政など50人が聴講に訪れ、会場は満席となりました。 講演後には質疑応答が行われました。 右、「青空舎」主宰の横川さん「海業を展開していくにあたってのヒントは?」の質問に対して、横川さんは、太地町で海業がスムーズに行われた要因として、「町長のリーダーシップもあると思うが、現状課題を関係者間で共有し、目標をしっかり作りこむこと」を挙げ、「他地域でも参考にしていただきたい」と回答しました。 ▶第24回「ジャパンインターナショナルシーフードショー」WEBサイト JF全漁連漁協(JF)漁師資源管理イベントJF全漁連編集部漁師の団体JF(漁業協同組合)の全国組織として、日本各地のかっこいい漁師、漁村で働く人々、美味しいお魚を皆様にご紹介します。 地域産業としての成功事例や、地域リーダーの言葉から、ビジネスにも役立つ話題も提供します。 SakanadiaFacebookこのライターの記事をもっと読む
食べて応援!丸の内×漁師さん応援プロジェクト開催東京の大手町・丸の内・有楽町地区(以下、大丸有)を舞台に、SDGs(持続可能な開発目標)達成に向けたさまざまな活動を行う「大丸有 SDGs ACT5」。 この取り組みの一環として、9月30日(水)まで2020.8.28JFレポートJF全漁連編集部
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