JF北海道ぎょれん×コープさっぽろが、 魚函を素材とした「買い物カゴ」販売

共同記者会見に登壇した、JF北海道ぎょれんの菊池元宏副会長(左)、コープさっぽろの大見英明理事長(右)

この情報は、北海道漁業協同組合連合会(JF北海道ぎょれん)からの提供です。
SDGsが掲げる目標のひとつである環境問題に対する取り組みです。

*    *    *

2022年7月4日(月)、JF北海道ぎょれんと生活協同組合コープさっぽろ(コープさっぽろ)は、コープさっぽろ発寒本部において、鮮魚を運ぶ際に使うプラスチック製の魚函(ぎょばこ)を素材とした買い物カゴの販売について共同で記者会見を行いました。

プラスチック製品の製造メーカー三甲株式会社の協力で製品化された買い物かご

この買い物カゴは、破損したり、使用できなくなった漁業用プラスチック製品である魚函を北海道全体から回収し、素材の一部に使用して製品化されたものです。
コープさっぽろの全106店舗で「マイカゴ」として、7月4日より販売が開始されました。価格は1個400円(税抜)で、初回は3000個の販売を予定しています。

コープさっぽろは、本道で中核的にSDGsを推進するために、2019年7月に「北海道SDGs推進プラットフォーム」を設立。JF北海道ぎょれんも同プラットフォームの推進委員として設立時より参画しています。また、JF北海道ぎょれんとコープさっぽろは、行政や単一の協同組合では解決できないような課題に対し、協同組合間連携などにより解決を図ることを目的に2020年6月に設立された「協同組合ネット北海道」の構成団体であり、これまでもこうした団体の活動を通じて地域課題の解決に力を注いできました。
今後も漁業用プラスチック製品のアップサイクルでの連携を強化・継続し、北海道におけるSDGsのさらなる推進を進めていく予定です。

*    *    *

Sakanadia関連記事
JF北海道ぎょれん、リサイクル大手の鈴木商会と共同で漁網リサイクル

関連記事