―海の豊かさを守るために― JF北海道ぎょれん、「2022年度全道なみまるクリーンアップ作戦」結果報告

胆振管内の活動に参加された方々(伊達漁港)

この情報は、北海道漁業協同組合連合会(JF北海道ぎょれん)からの提供です。
SDGsが掲げる目標のひとつである環境問題に対する取り組みです。

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昨年から始まった「全道なみまるクリーンアップ作戦」は、JF北海道ぎょれんの環境基本理念・環境方針に基づく海洋プラスチックごみ問題に対する具体的な取組として昨年から実施しています。
本年度は稚内・桧山・渡島・根室・日高・胆振管内での活動となりました。

本年度実施した全6地区の活動は、新型コロナウイルス感染対策を実施した上で漁協役職員、青年部、女性部、生産者、ぎょれんの職員で対応、総人数313人の方々が参加。
回収されたごみは、数量の多い順にロープや漁具、プラスチック、その他、ペットボトルに分けられ、トータルすると重量ベースで9,230Kgとなりました。

ゴルフバッグがありました(伊達漁港)
使用済キャンプ用のガスボンベ(黄金漁港)

「全道なみまるクリーンアップ作戦」の実践は「海洋環境保全」活動のひとつであり、全道に展開する植樹活動や脱プラスチック・抑プラスチック運動、廃網漁具資材のリサイクル運動と同様に今後の漁業生産活動を維持していく上で重要な取組となっています。

一方、地球規模の環境問題を考えるキーワードとしてすっかり定着したSDGs(持続可能な開発目標)では、2015年(平成27)国連総会で全加盟国が同意し、2030年(令和12)までに実現すべき社会の目標が掲げられており、17の目標と169のターゲットが盛り込まれています。

JF北海道ぎょれんでは、特にSDGsの12番目「つくる責任 つかう責任」、13番目「気候変動に具体的な対策を」、14番目「海の豊かさを守ろう」、17番目「パートナーシップで目標を達成しよう」を「海洋環境保全」に対するSDGsへの重要な経営課題と位置付けています。

活動に参加された方々(黄金漁港)

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