JFレポート JF明石浦、コンテスト「サステナアワード2021」で農林水産大臣賞! 2022.2.24 JF全漁連編集部 印刷する 明石浦漁業協同組合(JF明石浦)は、 2022年2月14日に開催された「サステナアワード2021 伝えたい日本の”サステナブル”」(主催:農林水産省、消費者庁、環境省連携「あふの環2030プロジェクト」)において、最優秀賞にあたる「農林水産大臣賞」を受賞しました。受賞作品は、「『豊かな海へ』海底耕耘(かいていこううん)プロジェクト」です。 * * * JF明石浦、受賞動画「豊かな海へ - 海底耕耘プロジェクト -」 「サステナアワード2021 伝えたい日本の“サステナブル”」は、農林水産省、消費者庁、環境省の連携プロジェクト「あふの環2030プロジェクト~食と農林水産業のサステナビリティを考える~」が主催しています。食や農林水産業に関わる持続可能なサービス・商品を扱う地域・生産者・事業者の取り組みをわかりやすく紹介する動画を募集し表彰しています。今年度は全国の団体、企業などから92作品の応募があり、オンラインで表彰式が実施されました。 賞状を持つJF明石浦の戎本裕明組合長(JF明石浦提供)JF明石浦の戎本裕明組合長の授賞式でのコメント 「われわれの思いが伝わったことがうれしい。もっと広がってほしいし、一層努力したい」 なお、兵庫県では2022年秋に「第41回全国豊かな海づくり大会」を開催することが決定しています。 ▼関連リンク 「サステナアワード」とは 農林水産省WEBサイト「サステナアワード2021伝えたい日本の”サステナブル”」受賞作品決定! 農林水産省WEBサイトあふの環2030プロジェクト * * * サステナアワード2021農林水産大臣賞の受賞作品▼豊かな海へ – 海底耕耘プロジェクト -(月山映像公式チャンネル内) JF明石浦の作品タイトルは、「豊かな海へー海底耕耘プロジェクトー」。SDGsの目標の一つでもある「海の豊かさを守ろう」をテーマとしています。 動画では、海底耕うん作業の様子から、取り組みについての漁師やJF関係者の未来を見据えたコメントが次々と出てきます。そして、戎本裕明組合長は「とにかく今やれることを信じて、できることはなんでもやる」と力強く語っています。 「海底耕耘」とは動画「豊かな海へ - 海底耕耘プロジェクト -」より「海底耕耘」とは、海に投入した鉄製器具「耕耘桁(けた)」をロープに結んで船を引っ張り、海底を耕す作業。貝などの堆積物をかき混ぜ、固くなった土や泥、砂を掘り起こすことで底質環境を改善し、中にたまっている窒素やリンなどの「栄養塩」を海に放出する効果があり、生物が生息しやすい環境をつくります。ノリの色落ちやイカナゴのシンコ(稚魚)漁の不漁の原因とされる海の栄養不足を改善し、豊かな海を目指す取り組みのひとつです。兵庫県では2004年から瀬戸内の漁協で試験的に始まり、2008年から本格的に取り組んでいます。 JF明石浦、「豊かな海へ - 海底耕耘プロジェクト -」動画一覧▼海底耕耘 かいていこううん - 海を耕す -(月山映像公式チャンネル内) 「海底耕耘」とは何かについて説明した動画です。 ▼「いざ、耕す!」 JF明石浦の海底耕耘プロジェクトCM (月山映像公式チャンネル内) ▼「海へ、届け!」 JF明石浦の豊かな海プロジェクトCM2(月山映像公式チャンネル内) 豊かな海プロジェクト第二弾の「海へ、届け!」では、「かいぼりプロジェクト」を実施。かいぼりとは、農閑期にため池の水を抜き、池底の泥の除去や、ため池施設の点検などを農業者が中心となり行ってきた作業です。主演、ナレーションは明石の漁師、智久さんが担当。 また、昨年度に、富山湾しろえび倶楽部(JF新湊)が大賞(農林水産技術会議事務局長賞)を受賞しています。持続可能な白えび漁を目指して【サステナアワード2020入賞作品】 漁協(JF)SDGs漁師近畿JF全漁連編集部漁師の団体JF(漁業協同組合)の全国組織として、日本各地のかっこいい漁師、漁村で働く人々、美味しいお魚を皆様にご紹介します。 地域産業としての成功事例や、地域リーダーの言葉から、ビジネスにも役立つ話題も提供します。 SakanadiaFacebookこのライターの記事をもっと読む
【特集 特別座談会】「SDGsから未来の海を考える」後編1/2この情報は、北海道漁業協同組合連合会(JF北海道ぎょれん)からの提供です。 前後編を、それぞれ2回にわたって公開します。 以下、後編1/2回目をお届けします。 * * * <出席者> さか2023.1.18JFレポート特集全国の漁連・漁協
年末年始においしい道産水産物を! JF北海道ぎょれん、全道の児童福祉関連施設などへ道産水産物を寄贈この情報は、北海道漁業協同組合連合会(JF北海道ぎょれん)からの提供です。 * * * JF北海道ぎょれんでは、児童に対する魚食普及と社会貢献の観点から、札幌市内の児童福祉施設のほか、希望2024.2.8JFレポート全国の漁連・漁協
2021年度食料自給率は前年度と比べ微増も低水準JF全漁連Sakanadia編集部です。 今夏、新型コロナウイルスの感染者数は各地で過去最多となり、新型コロナウイルスの感染拡大は、私たちの食生活や食料の需給に影響を与え続けています。 今回は、これら2022.8.30JFレポートJF全漁連編集部
将来の漁協職員が水産庁長官に会ってきた!漁協職員を養成する全国漁業協同組合学校(以下、組合学校)の学生たちは、11月27日、水産庁長官の特別講義を受講しました。 組合学校は、漁協職員を養成する学校で、漁協職員として必要なスキルや資格の取得、2020.12.2JFレポートJF全漁連編集部
パルシステム連合会がJF魚津と産直会議を開催 石川県の水産物を使用した商品開発に着手パルシステム連合会(大信政一理事長)はこのたび、能登半島で発生した地震と豪雨の復興支援を目的に、石川県金沢市の石川県漁業協同組合(JFいしかわ、笹原丈光組合長)の本所で、北陸の水産提携産地である魚津漁2024.12.20JFレポートJF全漁連編集部
将来のJFを担う8人が入学 全国漁業協同組合学校2022年度 第83期 入学式漁協(JF)職員を養成する全国漁業協同組合学校(千葉県・柏市、組合学校)は4月7日(木)に第83期生の入学式を新型コロナウイルス感染症対策を実施した上で開催しました。本年度は8人(北海道7人、愛媛県12022.4.21JFレポートJF全漁連編集部