食育 【発酵子育てキッチン】塩味おやつ“おさかなクラッカー”を作ってみよう♪ 2021.6.4 高木 佐知子(たかぎ さちこ) 印刷する 週末に、7歳の次女と5歳の三女と一緒にクラッカーを作ってみました♪ お菓子作りは休日のたまのお楽しみ。特に、生地をこねて、丸めて、のばして、型を抜いて焼くクッキーは、子どもと作るお菓子の定番です。 手作りおやつといえば、焼き菓子などの“甘いもの”いわゆるスイーツを作ることが多いのですが、たまには“塩味のおやつ”もいいかも!と、思いついたのがクラッカー。子どもたちの大好きな型抜き作業もできます。 クラッカーに、私が個人的に大好きな「小魚アーモンド」をイメージして、「ちりめんじゃこ」と「アーモンド」をトッピングします。 満足感があり、カルシウムもとれるおやつです♪ 【小魚アーモンドクラッカー】の材料&作り方材料はこんな感じ。 <材料>お魚型25匹分くらい(笑)。 薄力粉…100g きび砂糖…10g 塩…ひとつまみ なたね油…大さじ2 粉チーズ…大さじ2 牛乳…大さじ2~3 卵黄…適量 ちりめんじゃこ…適量 ダイスアーモンド…適量 スパイス…お好みでブラックペッパーやチリパウダーなど 今回は結局使いませんでしたが(笑)、トッピングすると大人のおつまみにも最高! 型は、もちろん!?お魚型(笑)。 かわいいでしょう~♡うちのお気に入りです。 クッキーにはもちろん、野菜の抜型にもなります。 ネット通販で「クッキー型 魚」などと検索すると、いろいろ出てきますので、欲しい方は探してみてね! まず、材料を計ります。キッチンスケールで計量。 これがね、実験みたいで子どもたちは結構好きなのですよ~。 では、作業スタート!(1)粉類(薄力粉・きび砂糖・塩)をボールに入れて、混ぜ合わせます。 お姉ちゃんがどーれ?と偉そうに見守っています(笑)。 (2)なたね油を投入して、手で混ぜます(そぼろ状)。 「フッ!フォー!」 なぜだかわかりませんが、急にテンションがあがってダンスをはじめた姉妹。激しいので写真がブレブレ・・・・・・苦笑。 はいはい、早く混ぜて~。 ベットベト~! なかなか進みません・・・・・・・汗。でもなんとか。 (3)こんな風にそぼろ状になったら、粉チーズを入れてさらに混ぜます。 (4)牛乳を入れてこねて、生地をまとめ上げます。 (5)麺棒でのばして(ここはちょっとむずかしいので私が手伝いました)。 (6)お待ちかねの型抜き!これが子どもたちは大好き~。 型が無くても、包丁でカットするだけでもOKですよ。 (7)仕上げに卵黄を塗って、ちりめんじゃことダイスアーモンドをトッピングします。 ・・・・・・の前に、ちりめんじゃこといえばお決まりの!? 「チリモン(ちりめんモンスター)を探せ!」 イワシの赤ちゃんにまじって、こんな子たちが! 赤くて細長い魚と、黄色っぽくて模様がある魚。 何の赤ちゃんだろう~?ママも調べないとわからないから、宿題にさせてね。 (8)トッピングができたら、170℃に予熱したオーブンで約20分焼きます。 熱いので、ここはしっかり大人がサポートしましょう。 こんがりきつね色に焼き上がりました~♪ (9)アミにのせて冷ましたらできあがり~! いただきま~す!おつかれさま。途中やっぱりけんかしちゃったけど、食べるときには仲良し笑顔がこぼれます♪ 「おいし~い!」 よかった~。高校生のお姉ちゃんも、甘いもの苦手なパパも気に入ったみたい。でも、スイーツ好きのお姉ちゃんは、やっぱり甘いクッキーの方がいいかな…ですって(笑)。 小魚アーモンドの風味とは別物だけど、焼くとちりめんじゃこの香ばしさがアップして、とっても美味しくできました。チーズ風味でお酒のおつまみにもぴったり。 塩味の手作りおやつ。 市販のスナック菓子の代わりにいかがでしょうか♡ 梅雨の時期のおうち時間に、よかったらお子さんと一緒に作ってみてくださいね。 日々のおいしい暮らしを発信中 Cozy Kitchen〜醸す台所〜 Facebook Instagram レシピ食育発酵高木 佐知子(たかぎ さちこ)Cozy Kitchen代表。糀マイスター、みそソムリエ。 「発酵子育てキッチン」連載がスタート! 2019年11月~2020年11月まで、「糀で時短レシピ」を連載。糀の力を活用した、簡単だけどおいしくてヘルシーなレシピを紹介してきました。 2020年12月からは、「発酵子育てキッチン」と題し、リアルな子育て・食育奮闘記の連載がスタートしました。 【現役ワーママの食育事情―「発酵子育てキッチン」連載にあたり】 年の差三姉妹(15歳・7歳・5歳)の子育てと通勤生活に奔走する中、“糀でおいしく健康&毎日無理ない炊事”をテーマに日々料理研究している高木です。 子育てと通勤をこなす日々は本当に忙しいです! 高木家では、毎日の炊事は時短が基本だけどときどき子どもたちと“キッチンに立つ”時間を大切にしています。 料理を任せたときの、子どもの真剣な眼差し。これがたまらなくいいのです。そしてできた!時のキラキラした笑顔。きっと子どもの力になると信じています。 「食べること」=「生きる力」。 「食育」という言葉が定着して久しいけれど、食の基本は家で育むものと思います。 とはいえ、私もドタバタ子育て真っ最中で自信なんて全くありません! 時間の余裕のなさに、家族にイライラをぶつけてしまって反省することもよくあること。 何が正しいかなんてわからないけど、“台所仕事は楽しい”を共有できたらきっといい時間になるし、子どもの生きる力につながるはず…と。 平日は忙しくとも、ゆっくりできる週末に家族で農業体験をしたり、季節の発酵食品づくりをしたり、魚を丸ごと捌いたり・・・・・・。 そして時には食育失敗談も…!?高木家のリアルな“発酵子育てキッチン”をお伝えできたら…と思います。 ——“発酵”を待つように、成長をあせらず見守りたいな。親も子も一緒にのびのび発酵♪ 【略歴】 旬の魚とお酒に目がないワーキングマザー。日本さかな検定2級。 千葉県生まれ。農家の祖父母のもとに育ち、幼少より発酵食品に親しむ。現在は子育てと仕事に奔走する傍ら、料理研究する日々。自家製発酵食品を活用して、忙しくても無理なく続けられる“台所仕事”とお気楽“食養生”を、身をもって実行している。 活動実績は、発酵料理講師、飲食店の糀メニュー監修・レシピ開発、メディア取材協力、第2回フレッシュミズ部会講師、プライドフィッシュを使った料理教室など。流山市在住。 Cozy Kitchen〜醸す台所〜 Facebook:https://www.facebook.com/cozykitchen.jp/ Instagram:https://www.instagram.com/cozykitchen_jp/このライターの記事をもっと読む
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