【発酵子育てキッチン】田んぼでアウトドア料理&自然体験(前編)

田んぼ公園で遊ぼう

昨年高木家は、田んぼのオーナーになって初夏から初秋にかけて、米作りを体験しました。

▼米作り体験の様子は前回の記事でご紹介!
高木家の田んぼオーナー体験記前編「家族で米づくり体験」

米作り体験では、夢中になって田植えをしたり、稲刈りを一人でやり切ろうとしたりと(鎌でケガしないかひやひや!)、娘たちの真剣な眼差し、生き生きとした姿を見て、ああ、やっぱり参加してよかった!と思ったものです。

残暑厳しい中がんばりました!

しかし!この田んぼでの体験は、米作りだけでは終わりませんでした。
収穫したあとの田んぼは、まるで公園のようなだだっ広い広場!

田んぼオーナー制を企画・運営してくれた「machiminまちをみんなでつくる」((株)WaCreation)という団体では、米を育てることだけでなく、この“田んぼ公園”でどんな遊びができるか?という試みを大切に考えています。

お米だけではなく、人と人との繋がり、経験、活動、心を育てる楽しさ。言わば“田んぼコミュニティ”を参加者が築いていって欲しいという思いがあるとのことでした。

そのような場づくりに貢献できるかは自信のなかった高木家ですが、田んぼでは野外クッキングや生き物観察などやってみたいことはたくさんあったので、とにかく楽しもう!という思いでその後のイベントに参加しました。

稲刈りを終えた田んぼは広々!

昨年のコロナ禍ではこの「田んぼ公園」の存在が、遠出しなくても気楽に遊べる癒しの場でもありました。
そこは、密にならずに集まって、子どもも大人も思いっきり走ったり大声を出したりできる、自由な空間だったのです。

収穫後の“田んぼ公園”イベントは、

・9月…収穫祭
・10月…ベースキャンプ&音楽祭
・11月…藁フェス
・12月…お芋&星空観察

と月一ながら盛りだくさんでした!

火起こしからの収穫祭(9月)

収穫をしたのは8月末日。その1ヵ月後に収穫祭がありました。
いやあ、収穫をした日は猛暑!酷暑!でしたが、この日はずいぶんと涼しく、季節の移り変わりの早さを感じたものです。

さて、待ちに待ったかまど炊きの新米。着火はマッチやライターなどを使わず「ファイヤースターター」というアイテムを使った火起こしを体験。

火起こし成功!

はにかみ屋さんの小学生の男の子が、火起こしにチャレンジします。
「チッチッ」と何度も火花を散らすけど、なかなか火は着きません。
そしてついに…!麻ひもに火が燃え広がった時には歓声があがりました!

自分の飛ばした火花で火が着いたとき、その子の表情がパアッと明るくなったのが忘れられません。
こういう経験一つ一つが、子どもの自信に繋がっていくんだろうなと心の中で感動していました。

私もファイヤースターター欲しい…と指をくわえて見ていましたが、まだポチっと購入はしていません(今年は狙うぞ~笑)。
火起こしって子供のころから憧れましたが、ロマンがありますよね。

machiminスタッフで流山お田んぼクラブ代表の岩根宏さん

かまどは田んぼの管理も、かまど炊きもベテラン!の岩根宏さん(元小学校の先生で、いつも子どもたちや父母たちを温かく見守ってくれている人生の先輩です!)が用意してくれました。

薪がくすぶるにおい、そして羽釜から湯気が立ち上ると、大人も子供も「もうできる?」「美味しそう~」と自然とかまど周りに集まってきます。

炊き上がったご飯はなんていい香りなのでしょう!
この日はご飯が主役!なので、ご覧の通りのご飯のお供たち♪

昔ながらの梅干し・黒豆味噌・ピリ辛アーモンド糀・サンマふりかけ・紫蘇わかめ・大葉味噌

美味しいごはんには、シンプルな付け合わせがぴったり。
これだけでご馳走です。

流山産卵のTKG!高木特製ピリ辛アーモンド糀を添えて

うちの娘たちは、この日から翌日まで何度も「ご飯美味しかったね~」と繰り返していました。かまどで炊いて、みんなで食べたご飯。甘くてツヤツヤで本当に美味しかった!やっぱり日本人はごはんだね。そして、みんなで食べるともっと美味しい。これは忘れられない味になったはず。

田んぼでお手軽クッキング(10月)

10月のイベントは、「ベースキャンプ&音楽祭」でしたが、高木は個人的にやってみたかった「メスティン」というアウトドアクッカーを使って、ランチを作りました。

こんな風に固形燃料を使って、ご飯を炊きました。今回はファイヤースターターではなく「ライター」という文明の利器を使って(笑)。卓上でお気楽です。

そして炊き上がったのがこちら・・・じゃん!

タコ飯です♪♪♪
真ダコ(山口産)を煮ておいたのを、炊き込みに。ここはやっぱりご飯プラス“おさかな”です。最高のコンビ。これも娘たちは喜んで食べました。またやろうっと、メスティンで“さかな飯”。

…と個人的ににんまり楽しんだ後は、皆でミュージック!

田んぼで音楽会

ドラムやクラリネットなど本格的なものから、鍋やらおもちゃやらなんでも楽器にしちゃえ!と思い思いに楽しみました。これは皆でノリノリに体を動かせたら楽しい!

火起こしからの挽きたてコーヒーもおいしかったなあ。田んぼだとなんでもしみじみ。心とカラダに染み渡ります。

 

11月はなんと、カツオの藁焼きに挑戦!次回へつづく・・・・・・
【発酵子育てキッチン】田んぼでアウトドア料理&自然体験(後編)

 

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  • 高木 佐知子(たかぎ さちこ)

    Cozy Kitchen代表。糀マイスター、みそソムリエ。 「発酵子育てキッチン」連載がスタート! 2019年11月~2020年11月まで、「糀で時短レシピ」を連載。糀の力を活用した、簡単だけどおいしくてヘルシーなレシピを紹介してきました。 2020年12月からは、「発酵子育てキッチン」と題し、リアルな子育て・食育奮闘記の連載がスタートしました。   【現役ワーママの食育事情―「発酵子育てキッチン」連載にあたり】 年の差三姉妹(15歳・7歳・5歳)の子育てと通勤生活に奔走する中、“糀でおいしく健康&毎日無理ない炊事”をテーマに日々料理研究している高木です。   子育てと通勤をこなす日々は本当に忙しいです! 高木家では、毎日の炊事は時短が基本だけどときどき子どもたちと“キッチンに立つ”時間を大切にしています。   料理を任せたときの、子どもの真剣な眼差し。これがたまらなくいいのです。そしてできた!時のキラキラした笑顔。きっと子どもの力になると信じています。   「食べること」=「生きる力」。 「食育」という言葉が定着して久しいけれど、食の基本は家で育むものと思います。   とはいえ、私もドタバタ子育て真っ最中で自信なんて全くありません! 時間の余裕のなさに、家族にイライラをぶつけてしまって反省することもよくあること。   何が正しいかなんてわからないけど、“台所仕事は楽しい”を共有できたらきっといい時間になるし、子どもの生きる力につながるはず…と。   平日は忙しくとも、ゆっくりできる週末に家族で農業体験をしたり、季節の発酵食品づくりをしたり、魚を丸ごと捌いたり・・・・・・。 そして時には食育失敗談も…!?高木家のリアルな“発酵子育てキッチン”をお伝えできたら…と思います。   ——“発酵”を待つように、成長をあせらず見守りたいな。親も子も一緒にのびのび発酵♪   【略歴】 旬の魚とお酒に目がないワーキングマザー。日本さかな検定2級。 千葉県生まれ。農家の祖父母のもとに育ち、幼少より発酵食品に親しむ。現在は子育てと仕事に奔走する傍ら、料理研究する日々。自家製発酵食品を活用して、忙しくても無理なく続けられる“台所仕事”とお気楽“食養生”を、身をもって実行している。 活動実績は、発酵料理講師、飲食店の糀メニュー監修・レシピ開発、メディア取材協力、第2回フレッシュミズ部会講師、プライドフィッシュを使った料理教室など。流山市在住。   Cozy Kitchen〜醸す台所〜 Facebook:https://www.facebook.com/cozykitchen.jp/ Instagram:https://www.instagram.com/cozykitchen_jp/

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