日本の漁師たち 漁業と農業の若手がコラボ!自慢の海産物と農作物をおいしく料理して動画でPR 2023.4.24 JF全漁連編集部 印刷する 漁業協同組合青年部の全国団体であるJF全国漁青連は4月14日、農業協同組合青年部の全国団体である全国農協青年組織協議会(JA全青協)とともに、国産品の魅力やおいしさをPRするコラボレーション企画を始動させました。 コロナ禍の中、「食に携わる一次産業の仲間として手を携えたい」というJA全青協執行部からの呼び掛けで2団体の交流がスタート。これまでWEBによる交流会を3回開催し、互いの活動について情報交換するなど、ともに一次産業をけん引する同志として親睦を深めてきました。 今回はその交流会の中で発案されていたコラボ企画の実現。「より多くの人にそれぞれの自慢の海産物・農作物の魅力を知ってもらおう」と、両団体が協力し動画制作に乗り出しました。 動画では、双方の役員がそれぞれの産品を持ち寄り、その魅力を紹介しながら調理し、実食する模様を紹介します。 北海道産の天然ホタテ貝を手渡す尾崎勇太JF全国漁青連副会長(右)と、前職板前の折笠明憲JA全青協理事(左)川畑友和JF全国漁青連会長(左)に北海道のブランド米「ゆきさやか」を手渡す稲村政崇JA全青協副会長(右)。「粘りすぎず粒が大きくお寿司にピッタリだと思って持ってきました」と、今回の企画ためにセレクトしたお米を紹介しました東京・大手町のアグベンチャーラボで行われた1回目の撮影では、JF全国漁青連は鹿児島のヨコワ(クロマグロの幼魚)とマダイ、北海道のホタテ、宮城県のホヤ、石川県のアカニシ貝を、JA全青協は北海道のブランド米「ゆきさやか」、京都の朝獲れタケノコを持参。 それぞれの食材の特徴や魅力を紹介し、前職板前で寿司も握っていたというJA全青協の折笠明憲理事が「握り寿司」で腕を振るう様子が収録されました。 竹内大生JF全国漁青連副会長(左から2番目)は石川県から持参したアカニシ貝を紹介。リアルでは初対面の面々ですが、一緒においしいものを食べ、すっかり打ち解けた様子で撮影は進みました阿部誠二JF全国漁青連副会長(左から2番目)が宮城県から持参したホヤは軍艦に。「ヘソ」といわれる部分は内臓に触れず、冷凍にすると甘みが増す部位と説明川畑JF全国漁青連会長が鹿児島県から持参した、クロマグロの幼魚「ヨコワ」に、「まさか東京でこの魚が味わえるとは!」という感嘆の声が出汁で煮たという朝獲れの京都産タケノコもお寿司に漁業と農業に従事する参加者それぞれが各地から持参した選りすぐりの新鮮食材で、ここでしか食べられない超贅沢な一皿が完成しました。 動画は今年の夏ごろ、JF全国漁青連とJA全青協のそれぞれのホームページなどで公開予定です。 配信開始後にはまた、サカナディアFacebookでもお知らせします。どうぞお楽しみに! JF全国漁青連とJA全青協のメンバーでコラボ始動のガッツポーズ!今後の活動に注目ですSakanadia関連記事:交流会過去開催のレポート ▶【漁業×農業】JF全国漁青連がJA全青協とWEB交流会 ▶【漁業×農業】JF全国漁青連がJA全青協とWEB交流会2022 協同組合漁師青年部JF全漁連編集部漁師の団体JF(漁業協同組合)の全国組織として、日本各地のかっこいい漁師、漁村で働く人々、美味しいお魚を皆様にご紹介します。 地域産業としての成功事例や、地域リーダーの言葉から、ビジネスにも役立つ話題も提供します。 SakanadiaFacebookこのライターの記事をもっと読む
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