ご当地シイラ「とよひめシイラ」の認知度向上を推進~JF舘浦の挑戦~長崎県平戸市に本所を置く舘浦漁業協同組合(JF舘浦)は2019年2月からシイラのブランド化に取り組みました。代表理事組合長の鴨川周二さんによると、JF舘浦管内は「日本海から東シナ海へ回遊する魚が本土と2025.9.3水産業の新戦略田口 さつき(たぐち さつき)
JF真鶴町の経営再建~真鶴町の漁業を継続するために~神奈川県真鶴町に本所を置く真鶴町漁業協同組合(JF真鶴町)は、江戸時代から約350年の歴史がある「お林」と呼ばれてきた「魚つき保安林」があり、日本三大深湾の一つである相模湾に面した地形から定置漁業が盛2025.8.28水産業の新戦略田口 さつき(たぐち さつき)
JF春木の若い漁業者と地域社会の接点づくり大阪府岸和田市の春木漁業協同組合(以下、JF春木)は船びき網漁業、中型まき網漁業が中心であり、これらの漁業に従事する若い後継者、漁業従事者が多い組合です。JF春木の代表理事組合長である中武司さんは、若2025.7.29水産業の新戦略田口 さつき(たぐち さつき)
原魚調達難からウツボの有効活用へ~JF伊豆大島加工部~離島地域は漁業が主要な産業ですが、漁獲物を消費地に輸送する際に時間と経費がかかるという課題があります。伊豆大島漁業協同組合(以下、JF伊豆大島)は、この課題を克服するため、2013年に加工部を設立しま2025.6.25水産業の新戦略田口 さつき(たぐち さつき)
府県を超えた資源管理により回復した「魚庭のサワラ」「魚庭の海」と呼ばれる大阪湾や瀬戸内海で漁獲されるサワラは柔らかく上品な味わいであることから地域の食文化を支えてきました。 同地域のサワラは「サワラ瀬戸内海系群」として扱われ、主な生息域が、①岡山県か2024.10.15水産業の新戦略田口 さつき(たぐち さつき)
「淀川河口域を考える会」の議論を通じて干潟の再生を実現 ~JF大阪市による淀川河口域再生の取り組み~大阪市漁業協同組合(以下、JF大阪市)は、2019年から淀川河口域に浜をつくり、浜の恵みを享受するとともに、皆で楽しむことを目指して、「淀川河口域を考える会」(以下、考える会)を開催しています。この会2024.9.9水産業の新戦略田口 さつき(たぐち さつき)
兵庫のりを支える研究機関「兵庫のり研究所」兵庫県のプライドフィッシュである「兵庫のり」は、あでやかな黒と、炙ったときの芳醇な香りが特徴です。時間がたっても風味がよく、しっかりと中身を包むことができるため、巻きずしやおにぎり向けに重宝されます。2024.7.25水産業の新戦略田口 さつき(たぐち さつき)
赤身の美味しさを追求したクロマグロ「伊勢まぐろ」三重県南伊勢町神前浦(かみさきうら)は、天照大御神の鎮座の場所を探して旅を続けた倭姫命(やまとひめのみこと)が休息をとった腰掛岩の伝承のある土地です。神前浦は、熊野灘に面したリアス式の海岸が続く、波の2023.10.19水産業の新戦略田口 さつき(たぐち さつき)
大阪湾で育てた「ぼうでのカキ」を消費者に ―JF西鳥取によるカキ養殖の取り組み―2016年に、波有手(ぼうで)浜と呼ばれてきた大阪府西鳥取漁港にカキ小屋が開店しました。そのカキ小屋で提供しているのは、目の前の海で育てられたカキです。大阪湾で育てられたカキをカキ小屋で府民が味わうの2023.6.5水産業の新戦略田口 さつき(たぐち さつき)
キンメダイを次世代に ―挑戦し続けるJF銚子市外川支所―千葉県銚子を代表する食材である「銚子つりきんめ」は、脂ののりがよく、刺身、握りに向いていると料理人から高い支持を受けています。 しかし、1990年代は全くの無名でした。「銚子つりきんめ」の評価を高めた2023.1.25水産業の新戦略田口 さつき(たぐち さつき)