第42回全国海の子絵画展の入賞者発表
28作品が特別賞を受賞
漁師がつくる漁協(漁業協同組合、愛称はJF“じぇいえふ”といいます)の全国連合会であるJF全漁連は、日本の漁師さんたちの漁業経営をサポートするために、さまざまな活動を行っています。
毎年3月下旬頃には、絵を描くことを通じて、漁業に対する理解を深めるとともに、漁業に夢をもった子供たちを育てることを目的に、小・中学生を対象とした「全国海の子絵画展」を開催しています。


この絵画展には、2019年1月から同年12月までに実施された都道府県の海の子作品展(各都道府県の漁業協同組合連合会、信用漁業協同組合連合会および県漁業協同組合が主催・共催または後援)などにおいて、優秀な成績をおさめた作品のみが出品されます。
そして、審査委員による厳しい審査の結果、文部科学大臣賞や農林水産大臣賞などの特別賞が選ばれます。


42回目となる今回は、全国から1万9,999点(うち小学校の部1万8,208点、中学校の部1,791点)が応募され、このうち各道府県の厳しい審査を通過した131点(小学校82点、中学校49点)が全国展に出品されました。


出品された作品は、審査会場にところ狭しと陳列され、審査委員による厳しい審査が行われた結果、最終的に28点(小学校18点、中学校10点)が特別賞を受賞しました。


本来であれば3月25日(水)に表彰式が行われる予定でしたが、新型コロナウイルス感染対策のため、開催は見送りに。
同日、表彰状が特別賞の入賞者に送付されました。


審査委員の文部科学省初等中等教育局の東良雅人視学官は、「どの作品にも子供たちの思いが感じられるものばかりで,選考には大変苦労した」とコメントしました。
本当にどれも素敵な作品ばかりですね!
【東良雅人視学官による講評のポイント】
今回も皆さんのみずみずしい感性にあふれた、たくさんの作品に出会わせていただきました。
審査では、どの作品にも子供たちの思いが感じられるものばかりで,選考には大変苦労しました。
絵を描くことは今の自分自身を見つめること。この応募を機会に、これからも海や自然、漁業について考え、今後も楽しみながら絵を描き続けていくことを心から願っています。
漁師の団体JF(漁業協同組合)の全国組織として、日本各地のかっこいい漁師、漁村で働く人々、美味しいお魚を皆様にご紹介します。 地域産業としての成功事例や、地域リーダーの言葉から、ビジネスにも役立つ話題も提供します。 SakanadiaFacebook
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