JFレポート 研修ついに実現!!新入職員、全漁連の全貌を知る 2020.7.29 JF全漁連編集部 印刷する 今年の新人さんたちは、入会してすぐにコロナ対策で在宅勤務。 集合・対面形式の研修はすべて中止になり、JF全漁連やJFグループのことについて体系的に知る機会がないまま配属されることになってしまいました。 「今年の新人にまだ会ってない~」「え?あの子が新人?」なんていう会話を職場内で耳にします。 新人研修がようやく実現研修の様子、部長の説明を前のめりに聞く新入職員たちそんな中、「せめて各部署の部長のお話だけでも聞いてほしい!」との人事担当のアツい思いが実現し、研修を実施することになりました。 新人の彼らが入会して早4か月。 ようやく、ようやくJF全漁連の全貌を知るときが来ました。 研修は、JF全漁連内の各部室長らが直接の仕事内容を解説するもの。 2日間、朝9時から夕方の4時までみっちりと、全部で10人の部室長たちが登場します。 各部門のリーダーの話を直接聞けるなんて、贅沢な研修! コロナ時代の新入職員の苦労新入職員と人事担当者(右から2人目)とはいっても、本来であれば、入会から本配属までの数週間は、楽しいプログラム満載の新人研修が実施される予定でした。 JF全漁連のすべての部署の説明を聞いたり、東北などの工場で現場研修をしたり、全国のJFグループの新人・若手職員と寝食を共にしながらのグループ研修があったりと、JF全漁連の職員になるための準備期間が十分に準備されている“はず”だったのです。 筆者も新人のころ、JF全漁連が準備してくれたたくさんの研修を通して、漁業者のために働くJFグループの魅力を再認識したのを覚えています。 たのしかったなぁ♪ 研修内容が大幅に削減され、突然配属になったときの気持ちを、新人のみなさんに聞いてみました。 👦(配属先:広報担当) 入会式の後すぐに在宅勤務になったので、配属を知ったのは自宅でした。ネットで調べても自分の部署が何をしているか出てこないし、とにかく不安でした。 配属後も、内部のことを知らないと何もできないし、これからやっていけるのかなぁと思いました。 👦(配属先:浜再生推進部) まずは驚きました。それで、どんな仕事をしている部署かわからなかったので、とりあえずネットで調べたりしました。 配属後も在宅勤務が続いたので、同じ部署なのに5月まで一度も会わなかった人もいたんです。 👦(輸出・直販事業部) 都内の本所勤務に合わせて家を借りたのに、なんと配属先は千葉県の事業所でした。電車通勤をしたことがなかったので、それが何より不安でした。 ちょうどコロナ禍で通勤ラッシュが緩和されていたのが幸運でしたね。 やっぱり不安ですよね。こんな状況なのに、みんなよく頑張ってる! 人事担当者も、日々変わる状況、そしてこれまで経験したことがない状況に戸惑いながら新人さんたちをサポートしていたよう。 ようやく実現した今回の研修に 「急なお願いにもかかわらず講師をしていただいた各部室長の皆さんのおかげで実現できました。少しでも3人の今後の業務への参考になれば嬉しいです」 と、少しほっとした様子です。 ▶3~6月に実施した2021年度新卒採用についてもこちらの記事で紹介しています。 ※2021年度新卒採用は終了しました。 そして、JF全漁連の全貌を知ったすでに各部署に配属になって約3か月間実際に業務に携わっている新入職員のみなさんですが、今回の研修でJF全漁連の各部署の話を聞き、どんな変化があったのでしょうか。 <研修後の新入職員コメント> 👦 3か月もいるのに、まだまだ新しい学びがありました。特に経済事業部門については初めて知ることばかりでした。 👦 部長たちがとってもわかりやすく教えてくださったので、イメージがつかめました。今日聞いたことを、自分でも説明できるように理解を深めたいです。 👦 自分がやっている仕事の背景や目的をあらためて確認できました。 浜プランなどの政策の説明を受けて、JF全漁連がこんなにも大きな政策を実現する力があるということを知りました。その一員になれたんだと改めて実感し、背筋が伸びました。 お~!!なんだかもうすでにたくましい! 「地域経済を支える」、「食を支える」、「環境を守る」など、多様な側面をもつ日本の「漁業」。そこに携わるJF全漁連の仕事も、実に多様です。 今回の研修でJF全漁連の全貌を知れたことで、一つ成長した新人さんたちは、これからも各部署で活躍してくれることでしょう! JF全漁連若手研修JF全漁連編集部漁師の団体JF(漁業協同組合)の全国組織として、日本各地のかっこいい漁師、漁村で働く人々、美味しいお魚を皆様にご紹介します。 地域産業としての成功事例や、地域リーダーの言葉から、ビジネスにも役立つ話題も提供します。 SakanadiaFacebookこのライターの記事をもっと読む
海洋高校生の岩ガキ—JF京都の取り組み—このコラムは、京都府漁業協同組合(JF京都)の広報誌『京都府漁協だより』第34号(2021年8月5日発行)に掲載されたものです。 * * *2021.10.14JFレポート全国の漁連・漁協
これからの漁村を担う4人が入学 全国漁業協同組合学校2023年度 第84期 入学式漁協(JF)職員を養成する全国漁業協同組合学校(千葉県・柏市)は4月6日(木)、第84期生の入学式を行いました。 本年度は北海道から2人、三重県から2人の計4人が入学しました。 吉田博身校長は、新入生2023.4.27JFレポートJF全漁連編集部
ポストコロナ時代における魚食の方向性探る ―水産庁シンポジウム「おさかな進歩2020」レポート―水産庁が2012年8月から開始した「魚の国のしあわせ」プロジェクト。これは、漁業者、水産関係団体、流通業者、食品製造業者、行政など、水産物に関わるあらゆる関係者が一体となって行う魚食普及の取り組みです2020.9.28JFレポートJF全漁連編集部
コロナ禍も頑張る漁村女子!オンラインで情報交換—JF全国女性連フレッシュ・ミズ・プログラムを開催—JF全漁連とJF全国女性連は10月8日、「第21回JF全国女性連フレッシュ・ミズ・プログラム」をオンライン開催しました。 JF全国女性連は、漁協(JF)女性部の全国組織で、環境保全活動や魚食普及活動、2020.10.20JFレポートJF全漁連編集部
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長崎県漁青連と長崎県研究3機関との意見交換会を実施この情報は、長崎県漁業協同組合連合会(JF長崎漁連)からの提供です。今回は、長崎県内のJF(漁協)青壮年部で構成された長崎県漁青連の活動をご紹介します。 この活動は次年度も予定されています。 * 2022.3.10JFレポート全国の漁連・漁協