糀で時短レシピ【動画】「土鍋でおしゃれに♪”ホタルイカの塩糀アヒージョ”」

春の味覚に出会ったら~♪

春の味覚♪ホタルイカが出てきましたね~。
まだ小ぶりかな、でもね、春先に見つけるといち早く手に取りたくなります。

スーパーなどのお店では、ボイルしてあるものが売られていますね。
仕事帰りに買っても、そのまま食べられる手軽さが魅力。
酢みそやわさび醤油でいただくのが定番でしょうか。

でもこのホタルイカ。利用価値が高くて、様々な料理に合うのです。
まだ寒さを感じる季節だから、熱々の「塩糀アヒージョ」なんていかがですか?

塩糀は、オリーブオイルとも相性抜群です。

魚介の旨味を引き出すので、アヒージョなんかも大得意なのです。

春の食材でシンプル調理

材料はこれだけ。

旬の野菜も一緒に調理出来たら嬉しいな…と今日は、“芽キャベツ”を入れてみました。芽キャベツの下ごしらえは洗って切るだけなので簡単。

週末に、いえ、平日でも作れちゃうスピードおつまみでゆったりおうち飲み。
リラックスタイムを楽しんでください♪糀で疲労回復効果も期待できます。
これからの季節は、キャンプ飯でアヒージョもいいですね!

小さい土鍋で作れます。なければフライパンでもOK。
もちろん、“スキレット”などをお持ちでしたらご活用ください。

パパっとできちゃう下ごしらえ

ボイルされたホタルイカは、硬い目玉を取り除くだけ!

こんな感じで~、くりっと

そして、ここがポイント!
あらかじめ、味付けに使う塩糀の半量をまぶし、ホタルイカのさらなる旨味を引き出します。

芽キャベツは半分に、ニンニク・パセリは粗みじん切り、唐辛子は輪切りに。

下ごしらえはこれだけ!
あとは、ニンニク+唐辛子、芽キャベツ、ホタルイカの順に加熱して、仕上げにコショウ・パセリを散らすだけ。

つくり方の手順は、わかりやすい動画で↓

ほ~ら、食欲をそそるにんにくの香りが漂ってきませんか~?(笑)

ボイル済みのホタルイカは、加熱しすぎると固くなるので最後に入れて、温める程度にするのがポイント。

いただきます♪

うーん、たまりません!

ホタルイカの香りはもちろん、芽キャベツの甘味とほろ苦さも美味しい。ワインが進みます。日本酒もいい。

塩糀料理って、洋風でも日本酒ともマッチングしてしまう懐の広さがあるのです。
まあ、いずれにしても好きな飲み物を合わせればいいわけですが(笑)

あ、ビールもいいなあ!

…酒飲み気質が出てしまいすみません。

ホタルイカは肝機能を高める働きがあると言われる“タウリン”が豊富なのも嬉しい。でも、飲みすぎは禁物ですよ(笑)。

“ビタミンA・E”も豊富なので、美肌効果も期待できそうなのが女性にも嬉しい。

残ったオイルはバゲットにつけて

ホタルイカの風味とにんにくの香り、そして塩糀の旨味とやさしい甘味が溶け込んだ残りのオイルは、カリッと焼いたバゲットにつけて残さず召し上がれ!

ホタルイカは、頭から足、滋養ある内臓まで丸ごとぜ~んぶ食べられちゃう「一物全体」食であることもポイント高い。

可食部ほぼ100%だから、栄養が丸ごといただけるのですよね。
ほろ苦、ほろ甘、旨味たっぷり~!のホタルイカの美味しさはまるで人生のよう!?(笑)

小魚同様、上手に取り入れたい食材です。

様々な魚介で楽しめる塩糀アヒージョ

塩糀アヒージョは、ホタルイカ以外にもタコ・エビ・イカなどはもちろん、牡蠣やしらすも美味しい!

ぜひ、旬の魚介類でお試しくださいね。

 

材料の目安はこちら。
<ホタルイカと芽キャベツの塩糀アヒージョ(2~3人分)>
・ホタルイカ(ボイル):90g
・芽キャベツ:5個
・オリーブ油:100ml
マイ塩糀:大さじ1
※もちろん市販の塩糀でもOK!
・黒コショウ:少々
・にんにく:1.5片
・唐辛子:1/3本分
・パセリ:適量
・バゲット:適量

国産の春の魚介は、プライドフィッシュ公式サイトでチェック♪

日々の美味しい暮らしを発信中
Cozy Kitchen〜醸す台所〜
Facebook
Instagram

 

  • 高木 佐知子(たかぎ さちこ)

    Cozy Kitchen代表。糀マイスター、みそソムリエ。 「発酵子育てキッチン」連載がスタート! 2019年11月~2020年11月まで、「糀で時短レシピ」を連載。糀の力を活用した、簡単だけどおいしくてヘルシーなレシピを紹介してきました。 2020年12月からは、「発酵子育てキッチン」と題し、リアルな子育て・食育奮闘記の連載がスタートしました。   【現役ワーママの食育事情―「発酵子育てキッチン」連載にあたり】 年の差三姉妹(15歳・7歳・5歳)の子育てと通勤生活に奔走する中、“糀でおいしく健康&毎日無理ない炊事”をテーマに日々料理研究している高木です。   子育てと通勤をこなす日々は本当に忙しいです! 高木家では、毎日の炊事は時短が基本だけどときどき子どもたちと“キッチンに立つ”時間を大切にしています。   料理を任せたときの、子どもの真剣な眼差し。これがたまらなくいいのです。そしてできた!時のキラキラした笑顔。きっと子どもの力になると信じています。   「食べること」=「生きる力」。 「食育」という言葉が定着して久しいけれど、食の基本は家で育むものと思います。   とはいえ、私もドタバタ子育て真っ最中で自信なんて全くありません! 時間の余裕のなさに、家族にイライラをぶつけてしまって反省することもよくあること。   何が正しいかなんてわからないけど、“台所仕事は楽しい”を共有できたらきっといい時間になるし、子どもの生きる力につながるはず…と。   平日は忙しくとも、ゆっくりできる週末に家族で農業体験をしたり、季節の発酵食品づくりをしたり、魚を丸ごと捌いたり・・・・・・。 そして時には食育失敗談も…!?高木家のリアルな“発酵子育てキッチン”をお伝えできたら…と思います。   ——“発酵”を待つように、成長をあせらず見守りたいな。親も子も一緒にのびのび発酵♪   【略歴】 旬の魚とお酒に目がないワーキングマザー。日本さかな検定2級。 千葉県生まれ。農家の祖父母のもとに育ち、幼少より発酵食品に親しむ。現在は子育てと仕事に奔走する傍ら、料理研究する日々。自家製発酵食品を活用して、忙しくても無理なく続けられる“台所仕事”とお気楽“食養生”を、身をもって実行している。 活動実績は、発酵料理講師、飲食店の糀メニュー監修・レシピ開発、メディア取材協力、第2回フレッシュミズ部会講師、プライドフィッシュを使った料理教室など。流山市在住。   Cozy Kitchen〜醸す台所〜 Facebook:https://www.facebook.com/cozykitchen.jp/ Instagram:https://www.instagram.com/cozykitchen_jp/

    このライターの記事をもっと読む

関連記事