「イオン」、「イオンスタイル」約380店舗でプライドフィッシュフェア開催

JF全漁連はイオンリテール株式会社と連携し、11月7日(金)~9日(日)の3日間、「プライドフィッシュフェア」を「イオン」、「イオンスタイル」など約380店舗で開催しました。
同フェアは、水産庁が官民協働で展開する「さかなの日(毎月3~7日)」の活動強化月間である「いいさかなの日(11月3~7日)」にあわせて、JFグループが取り組む「漁師自慢の魚である「プライドフィッシュ」を販売し、国内水産物の消費拡大に繋げていくことを目的に開催しました。

プライドフィッシュが並べられた売場

同フェアでは、愛媛県のプライドフィッシュである「愛育フィッシュみかんブリ」、「愛育フィッシュみかん鯛」、「愛育フィッシュ マハタ」を中心に、「小名浜の秋刀魚」(福島県)、「長崎の赤カマス」(長崎県)などのプライドフィッシュのほか、未利用魚であるブダイ(千葉県)を使用したメンチカツなどを販売しました。
このうち、みかんブリとみかん鯛については宇和島市立吉田小学校で開催された食育イベントで児童たちが作成したイラストの最優秀賞作品が商品販促シールに採用され、店舗に並びました。

愛媛県のプライドフィッシュ「愛育フィッシュ みかんブリ」「愛育フィッシュみかん鯛」も販売

同フェアに先立ち、11月5日(水)にはイオンスタイル品川シーサイドで、先行販売と店頭取材会が開催されました。
取材会では、JF全漁連の坂本雅信会長、イオンリテール(株)の岸岡清和水産商品部長、水産庁の髙橋広道漁政部長が登壇し、フェアの趣旨や、水産物の消費拡大に向けた意気込みを語ったほか、JFえひめの平井義則組合長や愛媛県の末永洋一参与が会場に駆け付け、フェアに提供した愛媛県産の魚のPRを行いました。

左から平井組合長、坂本会長、髙橋部長、岸岡部長

坂本会長は昨年に10周年を迎えた「プライドフィッシュプロジェクト」の取り組みを紹介したほか、地元の千葉県で藻場の食害を引き起こしている未利用魚のブダイを使用したメンチカツについても触れ、「このフェアを機会に、いろいろな魚のおいしさを発見していただきたい」と語りました。

  • JF全漁連編集部

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