JFレポート 漁協職員の養成学校、14人が巣立つ-2021年度 第82期 全国漁業協同組合学校卒業式- 2022.3.16 JF全漁連編集部 印刷する 千葉県・柏市にある全国漁業協同組合学校(組合学校)は漁協(JF)の職員を養成する学校です。学生たちは1年間で漁業の生産現場を支えるために役立つ多くの資格を取得し、必要な知識を習得します。 この組合学校の2021年度(第82期)卒業式が3月4日(金)に執り行われ、14人の若者が就職先である各地の浜に巣立っていきました。 祝辞を代読する大森敏弘JF全漁連専務JF全漁連の岸宏会長の挨拶を代読した大森敏弘専務は、「漁業を取り巻く環境は厳しいですが、卒業生の皆さんにおかれては、この組合学校で学んだことをしっかり実践していただき、厳しい問題に直面した時は、全国の浜に先輩や仲間がいることを必ず思い起こし、チームワークを基に敢然と立ち向かってほしい。柔軟な発想力、改革マインドを持った皆さんの若い力が発揮されることを心から期待をしています」と熱いエールを贈りました。 祝辞を述べる吉田博身校長吉田博身校長は、「皆さんが一年間勉強した教室に『漁村の先達たれ』という額が掲げられています。本校の創立者たちの思いと期待が込められたこの言葉を皆さんへの『エール』として送ります。漁業者と気持ちを通い合わすことのできる漁村のリーダーを目指してください」と激励しました。 謝辞を述べる宮口穂高さん学生を代表して謝辞を述べたのは宮口穂高さん(JF銚子市、現職※)。コロナ禍での学校生活を振り返り、仲間・先生・関係者への感謝を述べた上で、「感謝の気持ちを忘れずに、組合学校で学んだ知識と寮生活で培った『協同組合』の精神を胸に、漁村・水産業の発展に貢献できる人材となることを目指してゆきます」と力強く締めくくりました。 ※名前の後の括弧内は就業先です。 水産庁長官賞を受賞した塩谷拓哉さん卒業式では、特に優秀な成績を納めた学生に対して各賞が授与されました。 ≪受賞者≫ 水産庁長官賞:塩谷拓哉さん(自営漁業)、 全漁連会長賞:新井宏明さん(JF勝浦、復職)、 漁村教育会会長賞:今井潤さん(JF佐呂間) * * * ▶組合学校についてのコラムはこちら ▶組合学校の公式WEBサイト ▶全国漁業協同組合学校公式Facebook 組合学校漁協(JF)漁師JF全漁連編集部漁師の団体JF(漁業協同組合)の全国組織として、日本各地のかっこいい漁師、漁村で働く人々、美味しいお魚を皆様にご紹介します。 地域産業としての成功事例や、地域リーダーの言葉から、ビジネスにも役立つ話題も提供します。 SakanadiaFacebookこのライターの記事をもっと読む
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ポストコロナ時代における魚食の方向性探る ―水産庁シンポジウム「おさかな進歩2020」レポート―水産庁が2012年8月から開始した「魚の国のしあわせ」プロジェクト。これは、漁業者、水産関係団体、流通業者、食品製造業者、行政など、水産物に関わるあらゆる関係者が一体となって行う魚食普及の取り組みです2020.9.28JFレポートJF全漁連編集部