JFレポート 「みかんブリ」「みかん鯛」の魅力を全国へ発信!「みかん魚アートチャレンジ」を開催 2025.7.16 JF全漁連編集部 印刷する 7月1日(火)JF全漁連と愛媛県,イオンリテール株式会社,株式会社宇和島プロジェクトが共催し,宇和島市立吉田小学校にて「みかん魚アートチャレンジ」を実施しました。 このプロジェクトは,愛媛県のブランド魚「みかんブリ」「みかん鯛」の魅力を全国へ発信することを目的とした「地域の食と創造力をつなぐ,芸育プログラム」の一環として企画されました。 吉田小学校で開催されたこの特別授業には,1年生から3年生までの児童約120人が参加し,みかんブリ生産者による食育授業やブリの解体ショーのほか,ミカンの皮を魚のエサに使用することによるごみの排出量削減についても学びました。 「サバキ女子」として県内外でマグロ解体ショーなどを披露している高岡奈々葉さん解体した「みかんブリ」を興味深そうに眺める子どもたちほんのりミカンが香る魚に子どもたちも驚きたくさん学んだ後はお待ちかねの試食タイム。子どもたちは「みかんブリ」と「みかん鯛」の塩焼きを試食し,魚からほんのりミカンの香りがすることに驚く様子が見られました。ミカンなど柑橘系の果物の皮に含まれる成分「リモネン」は生臭さを抑制し,同じく皮に含まれる「ポリフェノール」は血合いの変色を遅らせ,新鮮さを長持ちさせる効果があるといわれます。よく,香魚と呼ばれるアユが,食べたエサによってその身の香りが違うことは知られていますが,ブリやタイでも同じ作用があるんですね。 「みかんブリ」「みかん鯛」の塩焼きに手を合わせる子どもたちJF全漁連も,愛媛県のプライドフィッシュ「愛育フィッシュみかんブリ」と「愛育フィッシュみかん鯛」の説明を行いました。特製のタペストリーやクイズカードを用意したところ,子どもたちの知的好奇心を大いに刺激したようで,休み時間には人だかりができるなど,大好評でした。 子どもたちにプライドフィッシュの説明をするJF全漁連 消費拡大対策室の河野拓室長子どもたちのイラストがシールになります食育イベントの最後には,美味しく味わった「みかんブリ」と「みかん鯛」のイラストにチャレンジした子どもたち。小学校低学年の子どもたちらしい元気な筆致で,魚がミカンを食べる様子や海を元気に泳ぐ様子が描かれていました。 思い思いに「みかんブリ」や「みかん鯛」」のイラストを描く子どもたち子どもたちの作品は8月5~10日に宇和島市内のギャラリーに展示される予定です。来場者投票を参考に選ばれた最優秀作品は販促シールとして起用され,東北を除く本州・四国のイオンリテールの店舗で11月ごろお披露目されるということです。楽しみですね! 食育JF全漁連漁協(JF)SDGsプライドフィッシュ中国・四国イベントJF全漁連編集部漁師の団体JF(漁業協同組合)の全国組織として、日本各地のかっこいい漁師、漁村で働く人々、美味しいお魚を皆様にご紹介します。 地域産業としての成功事例や、地域リーダーの言葉から、ビジネスにも役立つ話題も提供します。 SakanadiaFacebookこのライターの記事をもっと読む
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