漁業の最新情勢を学ぶ! 組合学校がJF全漁連トップセミナーを開催

撮影のため、マスクを取っています

全国漁業協同組合学校(組合学校)は7月6日(水)、新型コロナウイルス感染症対策を実施の上、JF全漁連トップセミナーを開催しました。
セミナーには将来の漁協職員を目指す8人の学生が参加。今年はJF全漁連の会議室で、JF全漁連・大森敏弘専務の講義を受講しました。

緊張感が漂う中、学生たちの自己紹介でセミナーがスタート。続いて大森専務の講義が始まりました。

講義をするJF全漁連大森専務

大森専務は、「水産業の成長産業化に向けた改革の実践~コロナ禍におけるJFグループの今後の対応~」と題し、コロナ禍の漁業への影響や不漁問題、改正漁業法と新たな資源管理など、最近の情勢について詳しく説明しました。

学生たちは集中力が途切れることなく、うなずきながら一言も逃さないようにメモを取り、熱心に聞き入っていました。

講義のあとは質疑応答の時間です。

入学から約3か月間、漁協職員を目指し学んできた学生たちですが、広い視野で漁業の最新の情勢に触れるのは初めて。新型コロナウイルス感染拡大の漁業への影響を具体的な数字で知り、その深刻さを痛感しました。また、JFグループの運動方針や浜の活力再生プランの推進、福島第一原発ALPS処理水問題など多岐にわたり情勢の説明を聞いた学生たちは、改めて水産業界の現状を認識したようです。

セミナーでは、大森専務の講義のほか、守屋大・総合管理部長がJF全漁連の事業などについて説明しました。
学生から「JF全漁連が、漁師や漁業に対してしっかり取り組んでくれることを実感しました。今回、学んだことを今後に生かしていきたい」と頼もしい感想をいただきました。
学生の皆さんの活躍を期待しています!

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組合学校、2023年度の学生募集中

組合学校は漁協職員養成に特化した1年制の学校。学生が知識やスキルの習得に励んでいます。

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