コブシメには泡盛「於茂登(おもと)」 文&写真:吉村喜彦沖縄の島々の多くは、サンゴ礁(リーフ)に囲まれている。 リーフの内側はエメラルドグリーンに輝き、沖縄ではイノー(礁池)とよばれ、外側はマリンブルーの外海だ。 むかしから、イノーは人びとに豊かな恵みを与2021.9.29ニッポンさかな酒吉村 喜彦(よしむら のぶひこ)
三番瀬ホンビノス貝にイタリア・ワイン 文&写真:吉村喜彦ホンビノスという貝を知ったのは、一昨年の秋。 九州・糸島の牡蠣小屋で浜焼きを食べたときだった。 かたちはハマグリによく似ていたが、貝殻が白かった。食べると、ハマグリよりも身肉がかたく、大衆的なハマグリ2021.8.19ニッポンさかな酒吉村 喜彦(よしむら のぶひこ)
逗子の、爽やかキャベツウニ 文&写真:吉村喜彦梅雨の晴れ間の一日。 逗子市の小坪漁協に、キャベツウニの取材に行った。 キャベツウニとは、キャベツを餌として、陸上養殖をしたウニのことである。 鎌倉から逗子のまちに入ると、空気が一変する。光の量が増え2021.7.15ニッポンさかな酒吉村 喜彦(よしむら のぶひこ)
土佐の清水さばには、久礼をくれ 文&写真:吉村喜彦四国の最南端。 太平洋にグッと突き出た足摺岬を擁する土佐清水市は、高知空港から約160キロ。 高速をつかっても空港から車で4時間。 羽田を発つこと7時間で、やっと土佐清水に到着する。 東京からはホーチ2021.5.28ニッポンさかな酒吉村 喜彦(よしむら のぶひこ)
青空には、ビンタン・ビール 文&写真:吉村喜彦雲仙市南串山町に漁師の竹下千代太さん(56)を訪ねた。 千代太さんは中型巻き網船団の(株)天洋丸を率いている。 漁師三代目の千代太さんは、東京水産大学を出た後、サラリーマンとなり、2001年に南串山町2021.5.10ニッポンさかな酒吉村 喜彦(よしむら のぶひこ)
湘南ハマグリと下り酒 文&写真:吉村喜彦「湘南はまぐり」というブランドがある。 湘南といえば、ビーチ、サーフィン、サザンオールスターズ。魚でいえば、江ノ島で食べるサザエの壺焼きであり、シラス丼であった。 まさかの「はまぐり」である。 興味を2021.3.15ニッポンさかな酒吉村 喜彦(よしむら のぶひこ)
ポルトガルのみどりのワイン 文&写真:吉村喜彦ポルトガルは大航海時代の先駆けとなった国。日本とも関わりは深い。 鉄砲は1543年に種子島に漂着したポルトガル人から伝えられたし、織田信長の時代には南蛮貿易で交流を深めた。 ポルトガル語は日本に最も早2021.1.13ニッポンさかな酒吉村 喜彦(よしむら のぶひこ)
明石の魚は、なぜ美味しい? 文&写真:吉村喜彦明石の魚は美味しいといわれる。 理由にあげられるのは、まず第一に海峡の豊富な餌を食べていること。第二に、激しい潮流で身が引き締まり、脂の乗りがよいこと。 そして、大切なのは伝統的な「活け越し(いけこし2020.11.30ニッポンさかな酒吉村 喜彦(よしむら のぶひこ)
澄みきった秋の空気に 文&写真:吉村喜彦仙台に行くと、必ずお邪魔するバーがある。 国分町・稲荷小路にある「ル・バール・カワゴエ」である。 * * * 階段を上って、ガラスの扉をあける。 仄暗い照明のなか、漆黒のバーカウンターが見2020.10.29ニッポンさかな酒吉村 喜彦(よしむら のぶひこ)
スモークサーモンに、アクアヴィット『バー堂島』『ビアボーイ』などの著者、吉村喜彦氏の連載! 今回の「酒とさかな」は、スモークサーモンとアクアヴィット。心地よい秋の空の下で爽やかなひとときを。2020.9.23ニッポンさかな酒吉村 喜彦(よしむら のぶひこ)