JFレポート 海洋高校生の岩ガキ—JF京都の取り組み— 2021.10.14 全国の漁連・漁協 印刷する このコラムは、京都府漁業協同組合(JF京都)の広報誌『京都府漁協だより』第34号(2021年8月5日発行)に掲載されたものです。 * * * 海洋高校生の岩ガキ6月26日、京都府立海洋高等学校(海洋高校)※の生徒が自ら育成した岩ガキが市場に出荷されました。 この取り組みは、約15年前から行われています。今年は、大きく育った『岩ガキ』445個を生徒が実習船「かいよう」に乗船させ本組合市場に届けました。 ※京都府立海洋高等学校は、近畿地方唯一の水産・海洋系単独高校です。生徒それぞれの「チャレンジ精神」を大切にし、想像力を育て、さらなる高みを目指す専門教育を推進されています。 京都府のプライドフィッシュ「丹後の海育成岩がき」https://www.pride-fish.jp/(プライドフィッシュ公式WEBサイト)生徒たちは、この日を迎えるため、大切に岩ガキを育ててきました。その真剣な表情から海洋高校生の意志が代々受け継がれていることを感じました。 陸揚げは、市場にある自動選別機を使って大きさごとに分ける作業を体験しました。始めて見る選別機に興味津々の生徒たち。自分たちが育てた岩ガキがどのようにして流通していくのか学べる機会はとても貴重な体験になったと思います。 伝統を受け継いで大きな号令と、礼儀正しい挨拶に脱帽しました。日頃から、挨拶を徹底していることが伝わりました。 生徒全員が真剣にメモを取り、 質問にもしっかり応えてくれました。出荷作業終了後には、「京都の水産業」について講義を行い、京都が誇るブランド水産物や、海の資源を守る取り組みなどを紹介しました。 これからの未来を担う海洋高校生に、地元漁業の魅力を感じてもらえればとの思いを持って伝えました。 海洋高校生が出荷した岩ガキは、殺菌処理されたのち、生食用として首都圏や京阪神を中心に出荷されました。毎年、同高校の岩ガキを心待ちにしている取引先もあり近年、注目されています。 今回、本組合に来られた二年生もまた、後輩にバトンを繋げるべく岩ガキを種苗から育てているそうです。 今回、京都府立海洋高等学校の生徒の皆さんが、日々海と向き合いさまざまな学習に取り組んでいることを改めて知りました。 今後も、岩ガキを通して一緒に京都の海の魅力を全国に伝えて行きたいと思います。本組合は、今後も海洋高校の活動を応援していきます。 漁協(JF)近畿全国の漁連・漁協全国の漁連・漁協のお知らせや活動について選り抜きの情報をお伝えします。このライターの記事をもっと読む
漁業の最新情勢を学ぶ!組合学校がJF全漁連トップセミナーを開催全国漁業協同組合学校(以下、組合学校)は7月5日(月)、JF全漁連トップセミナーを開催しました。 セミナーには将来の漁協職員を目指す14人の学生が参加。JF全漁連の会議室と組合学校をオンラインでつなぎ2021.7.29JFレポートJF全漁連編集部
JF明石浦、コンテスト「サステナアワード2021」で農林水産大臣賞!明石浦漁業協同組合(JF明石浦)は、 2022年2月14日に開催された「サステナアワード2021 伝えたい日本の”サステナブル”」(主催:農林水産省、消費者庁、環境省連携「あふの環2030プロジェクト2022.2.24JFレポートJF全漁連編集部
JF全漁連にフレッシュな2人が入会しましたこんにちは、Sakanadia編集部です。 4月1日は日本各地の企業で、新入社員を迎える入社式が行われました。 JF全漁連でも、4月1日に「入会式」が行われ、フレッシュな2人の仲間を迎えました。 ご存2025.4.25JFレポートJF全漁連編集部
JF北海道ぎょれん、ホタテの貝殻を使用した抑プラスチック「医療用メディカルペール」を恵佑会札幌病院に寄贈この情報は、北海道漁業協同組合連合会(JF北海道ぎょれん)からの提供です。 * * * JF北海道ぎょれんは3月30日、北海道・札幌の第一水産ビルで、恵佑会札幌病院にホタテの貝殻を使用した2023.5.16JFレポート全国の漁連・漁協
JF北海道ぎょれん×コープさっぽろが、 魚函を素材とした「買い物カゴ」販売この情報は、北海道漁業協同組合連合会(JF北海道ぎょれん)からの提供です。 SDGsが掲げる目標のひとつである環境問題に対する取り組みです。 * * * 2022年7月4日(月)、JF北海2022.8.17JFレポート全国の漁連・漁協
JF全漁連が「親子お魚料理ワークショップ」開催 豊洲市場でウエカツ先生から学ぶJF全漁連は8月20日、小学生と保護者が一緒に魚料理をつくるワークショップを豊洲市場で開催しました。2024.9.25JFレポートJF全漁連編集部