自家製「ふなずし」を作りませんか? 滋賀県各所で講習会開催

この情報は、滋賀県漁業協同組合連合会(JF滋賀漁連)からの提供です。

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JF滋賀漁連では、毎年夏に各所で開催される「ふなずし飯漬け講習会」の、2023年の開催情報を公開しています。

「2023年 ふなずし飯漬け講習会」情報/JF滋賀漁連

滋賀県を代表する郷土食の「ふなずし」は、春~冬にかけての工程を経て味わうことができる発酵食品です。

作り方は、
① 春(3月頃がメイン):ニゴロブナ漁獲 → 漁師さんが塩漬け
② 夏(梅雨明け7月の土用頃が最適):塩漬けしたフナを磨いて飯漬け
③ 冬(年末くらい)まで熟成させる
の3工程。

春に漁獲されたニゴロブナは、漁師さんが塩漬けに

講習会では、②の部分を教わりながら、皆で作業します。

当日飯漬けした樽は各自が持ち帰り、保管して熟成させます。年末頃には食べ頃になり、それぞれのご自宅で、お手製の味を楽しむことができます。

皆で教わりながら作業します
塩漬けしたフナを磨きます
飯漬けの工程

乳酸菌豊富な「ふなずし」は健康効果も優秀。発酵食としても注目が集まっていて、その「ふなずし」を手作りできるということで遠方からの参加もある人気のイベントです。

またJF滋賀漁連では、「美味しいフナズシの作り方」や、動画「家庭でできる飯漬けのコツ」を公開するほか、各JFなどで琵琶湖産ニゴロブナ塩切り(※)の直売も行っています。

※塩切りとは①の工程である塩漬けが施された状態の塩蔵品のこと

講習会の参加が難しい方でも、自家製「ふなずし」作りに興味がある方はぜひ塩切りフナを手に入れて、作り方ガイドや動画を見ながら格安で美味しいオリジナルの「ふなずし」をお楽しみください。

飯漬け後の保管期間で乳酸発酵が進み、年末頃にはチーズのような濃厚な味わいに

2023年 ふなずし飯漬け講習会
●滋賀県南郷水産センター(滋賀県大津市黒津 4-4-1)
 7月15日(土)、16日(日)
 講習案内詳細はこちら
●堅田漁業協同組合(滋賀県大津市本堅田 2-13-13)
 7月23日(日)
 講習案内詳細はこちら
●玉津小津漁業協同組合(滋賀県守山市赤野井町 2147-1)
 7月8日(土)、9日(日)
 講習案内詳細はこちら
●沖島漁業協同組合
 ※本年の受付は定員に達したため終了
 講習案内詳細はこちら
●彦根市磯田漁業協同組合(鮒富水産作業場/彦根市八坂町)
 6月30日(金)~7月30(日)の期間中、
 7月16日(日)を除く金・土・日曜日に開催(全14回)
 講習案内詳細はこちら

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