「漁師になりたい人、集まれ」 漁業就業支援フェア2020開催

コロナ対策を徹底、オンライン面接なども実施

「漁師になりたい」、「漁業に興味・関心があり、就職したい職業の選択肢の一つとして考えている」このように考えていても、「漁師になるための方法や就労に関する情報が手に入りにくい」、「できるかどうか不安なので、直接、関係者の話を聞いてみたい」という人は多いはず。

そんな想いに応えるべく、新たな漁業の担い手の確保・育成に取り組んでいる一般社団法人全国漁業就業者確保育成センターでは、誰でも気軽に参加でき、漁業についてまるごとわかる「漁業就業支援フェア」を毎年、開催しています(後援:水産庁)。

今年は東京(9月26日、11月28日の2回)、大阪(11月3日)、福岡(10月17日)の3会場で計4回開催する予定で、会場では新型コロナウイルス感染拡大予防対策を実施。併せて、オンラインでの面接や漁業ガイダンスなども初めて開催されます。

今回は、9月26日(土)に開催された「漁業就業支援フェア2020 」の東京会場(1回目)の模様をご紹介します。

東京会場(1回目)には26団体出展、163人来場

漁業就業支援フェア」には、毎年、新人漁師を募集している漁協や船主、関係団体などが多数、ブース出展し、来場した多くの就業希望者は、出展者との面談を行います。

その面談で、マッチングが成立した場合は、最終意思を確認した後、受入機関での現場研修に参加し、研修終了後に漁師として就業することができます。

9月26日(土)に東京・池袋サンシャインシティで開催されたフェアには、26団体(うちオンライン9団体)が出展し、163人の就業希望者が来場。

高校生などの若者や、家族連れのサラリーマンなど、幅広い年齢層がブースを訪れ、出展者から、就労条件など採用に関する情報や、漁師の生活や地域の情報などを熱心に聞いていました。

組合学校も出展し、来年度の学生募集

漁協の役割などについても紹介

また、漁協職員を養成する教育機関である「全国漁業協同組合学校」(以下、組合学校)も9月26日のみブース出展し、来場者に2021年度学生募集の内容や、漁協の役割などについて丁寧に説明しました。

ブースを訪れた、北海道からフェアのために上京してきた大学生や、魚好きなことから漁業に興味を持った高校生(茨城県在住)、漁協については知らなかったが、学校生活の写真等を見て、「楽しそう」と思った高校生らは、真剣な眼差しで学校職員の話を聞いていました。

 

漁業就業支援フェア」は、10月17日(土)に福岡、11月3日(火・祝日)に大阪、11月28日(土)に東京(2回目)で引き続き、開催されます。

「漁師になりたい人」、「漁業に興味・関心があり、就職したい職業の選択肢の一つとして考えている人」、「将来を模索している人」は、お気軽に、参加してみてください。

 

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  • JF全漁連編集部

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