シンポジウム「里海保全の最前線」2月8日開催(公開)

里海を守る漁師と市民の活動を報告

藻場の保全活動をする漁師、中学生ら

漁村に住む漁師や市民のみなさんが全国各地でグループを結成し、水産業の多面的機能を発揮するために、さまざまな活動を行っています。

今回のシンポジウムでは、そのようなグループが行う先進的、効果的な取組の成果や課題について報告いただきます。

全国各地で活動をするグループに参考にしていただきたいだけでなく、魚食などを通じて間接的に水産業や漁村とつながる一般の皆様にも知っていただきたけるよう、公開にて開催させていただきます。

ぜひ、週末は東大安田講堂へお越しくださいませ!

開催概要

■主催:全国漁業協同組合連合会・全国内水面漁業協同組合連合会

■後援:東京新聞 全国地方新聞社連合会

■会場:東京大学大講堂(安田講堂)
(東京都文京区本郷7-3-1)

■日程:2020年2月8日(土)12:00~16:30
(11:00開場)

■定員:約1,000名

 ■参加対象:
(1)水産多面的機能発揮対策に参加する活動組織とその構成員
(2)関係都道府県、市町村及び地域協議会の事業担当者
(3)市民活動や環境問題等に興味のある学生(高校生・専門学校生・大学生)
(4)教育関係者(小・中学校、高等学校等)
(5)水産多面的機能発揮対策に興味のある個人、団体、企業等(一般)

■申込方法:参加申し込みフォームよりご登録ください
当日飛込参加も歓迎です!

プログラム 基調講演は海洋プラスチックごみについて

11:00 開場・受付

12:00 開会

12:15 講演「海洋プラスチックごみ研究の現状と課題」(道田 豊 氏・東京大学大気海洋研究所 国際連携研究センター長・教授)

13:20 活動報告
①入間川流域地区活動組織(埼玉県飯能市)
②江ノ島・フィッシャーマンズ・プロジェクト(神奈川県藤沢市)
③香住の海の会(兵庫県香美町)
④白浦活動組織(三重県紀北町)
⑤鏡町アサリ活動組織(熊本県八代市)
⑥宍道湖流域保全協議会(島根県松江市・出雲市)

15:40 意見交換・講評

16:30 閉会

そもそも、水産業の多面的機能って?

水産業と漁村には、国民の皆様に安全で新鮮な水産物を安定的に供給する役割の他、藻場や干潟等の沿岸環境、河川環境の保全、監視活動や海難救助活動、環境教育の場の提供など、様々な機能があります。

このように、そこに水産業というなりわいがあることで発揮される機能を、「水産業の多面的機能」と言います。

JF全漁連は、水産庁と連携し、「水産業の多面的機能」を発揮するための漁師・市民の取組をサポートしています。

■ひとうみ.jp(水産多面的機能発揮対策情報サイト)
https://www.hitoumi.jp/

  • JF全漁連編集部

    漁師の団体JF(漁業協同組合)の全国組織として、日本各地のかっこいい漁師、漁村で働く人々、美味しいお魚を皆様にご紹介します。 地域産業としての成功事例や、地域リーダーの言葉から、ビジネスにも役立つ話題も提供します。 SakanadiaFacebook

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